内容説明
本書は、ミクロ経済学や国際経済学において共通の財産となっている静学的な諸理論や手法をもちいて、船舶の便宜置籍や外国人船員の雇用など国際海運における諸問題の理論計量経済学的なアプローチによる解説を試みたものである。
目次
序章 海運と海運市場の概要
第1章 貿易量と海運需要量の決定の理論
第2章 海運需要と自国海運の育成の理論
第3章 海運供給量の決定と規模の経済性の理論
第4章 海運保護政策の理論
第5章 便宜置籍船と海運資本輸出の理論
第6章 海運資本輸出と過剰資本の理論
第7章 外国人船員雇用の理論
第8章 過剰船員の発生と過剰船員対策の理論
第9章 海運自由化の最適性の理論
著者等紹介
沢喜司郎[サワキシロウ]
1951年2月滋賀県生まれ。1980年3月関東学院大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在山口大学経済学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。