出版社内容情報
【目次】
内容説明
ぼくアーネスト・カニンガムはその日、マジックショーが行われる劇場にいた。助けを求めるメールが元妻から届いたのは今朝のこと。駆けつけると、彼女は恋人をめった刺しにして殺した容疑で逮捕されていた。無実を訴える彼女のため、亡き恋人が経営していた劇場で聞き込みを始めたわけだが、関係者は怪しい者ばかり。やがてショーの開演時間を迎えるが、まさか第2の殺人が起きるとは夢にも思わず…。
著者等紹介
スティーヴンソン,ベンジャミン[スティーヴンソン,ベンジャミン] [Stevenson,Benjamin]
受賞歴のあるスタンダップコメディアンであり作家。デビュー作”Greenlight”はネッド・ケリー賞デビュー・クライム・フィクション部門最終候補となり、2作目”Either Side of Midnight”は国際スリラー作家協会賞のペーパーバック・オリジナル賞にノミネート。自身3作目の著作となる『ぼくの家族はみんな誰かを殺してる』(ハーパーBOOKS)は27カ国での刊行が決定し、HBOでのドラマ化が決まっている。これまでにブック・オブ・ザ・イヤーに9度ノミネートされた注目の作家で、コメディアンとしても変わらず活躍しており、テレビ出演多数
富永和子[トミナガカズコ]
東京都生まれ。獨協大学英語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ナミのママ
67
アーネスト・カニンガムシリーズ3作目。暑い季節にクリスマスを迎えるオーストラリア。今回はアドベントカレンダー形式のページ数が少ない作品だが、濃厚な伏線としっかりした謎解きは変わらず、読みやすかった。元妻からのSOSに駆けつけたアーネストは恋人にバレるのではとひやひや。でも殺人容疑で逮捕されたとあれば探偵魂が騒ぐ。実業家の婚約者の殺人に続いておこる舞台での事故死。このシリーズはまだ続くのかな。 2026/08/09
M H
27
「信頼できる語り手」ことアーネストの3作目。恋人への殺人容疑をかけられた元妻のために彼が経営していた劇場へ。マジックショーの前に聞き込みをしていたが、殺人が。かなり短い作品で、ほぼ犯人当て、伏線捜しに集中できる仕様でアーネストが前作と違って余計なことをしない!コイツうるさいなとか思っててごめんよ。解決編も工夫が凝らされて微笑ましい。2026/07/31
pulp
16
二作目よりも面白かった! シンプルな本格ミステリ好きのひとにおすすめ。ページ数も少ないのでフーダニットに集中して読める。あーこれこれ、これですよ。謎解きは。伏線から一つの意外な事実が浮かび上がる。小品だが(いや、だからこそ)満足。真夏のクリスマスプレゼントだね。オーストラリアだし。2026/07/25
しゅー
8
★★★「信頼できる語り手」シリーズ。いつもは読者へ意味ありげに語りかける独白がうっとうしいのだが、今回はクリスマス特別編とあって物語が短い。コンパクトになったぶん、寄り道も少なく、素直にミステリとして楽しめた。クリスマスっぽいダイイングメッセージにはじまり、マジックショーの舞台上での殺人と、古き良きミステリの雰囲気。2つ目の事件は不可能殺人だけど、私の好みからすると動機の解明過程の方が気に入った。そしてラストの謎解きシーン。主人公が探偵役に慣れてきたのか、命がけでカッコつけるのだ。何もそこまでやらんでも。2026/08/21
一柳すず子
3
ややこしい口上も少なく読みやすかったけど殺害方法がなかなかえぐい。2026/08/29




