出版社内容情報
【目次】
内容説明
熟練の強盗ハイランドは、保釈中に難攻不落と噂のカジノの襲撃を計画する。最愛の妻のため終身刑を覚悟した最後の大勝負の行方は―表題作「ファイナル・スコア」、探偵ブーンがストーカーに狙われたお騒がせ女優のお守り役となる「ランチブレイク」、順風満帆の人生を歩むホテル支配人が弾みで人を殺してしまい、刑務所という名の地獄に放り込まれる「衝突」他、全6篇を収録。犯罪小説の王、最新作!
著者等紹介
ウィンズロウ,ドン[ウィンズロウ,ドン] [Winslow,Don]
数々の賞を受賞し高い評価を受ける世界的ベストセラー作家。これまでに26作を上梓。私立探偵、テロ対策トレーナー、法律事務所のコンサルタントとして働いた経歴を持つ。現在はカリフォルニア州とロードアイランド州で暮らす
田口俊樹[タグチトシキ]
英米文学翻訳家。早稲田大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Sam
41
筆を折ったはずなのに?旧作の寄せ集め?と思ったがどうも正真正銘の新作らしい。なんとも嬉しい話ではないか。中身は中編クライムノベル6編。バラエティに富んだ内容だがどれもウィンズロウらしい作品でたちまちその世界に引き込まれる。「夜明けのパトロール」を読んだ直後だったのでドーン・パトロールの面々に再会できたのも望外の喜び。まあでも本格復帰ということでもないようだしそこはあまり過度に期待せず、素晴らしいステージのあとの素晴らしいアンコールだったと思っておくことにしよう。取り敢えずは。2026/06/22
本の蟲
20
こんな詐欺なら大歓迎。絶筆宣言したはずの作者新作短編集。告訴されて収監間近のアウトローが、最後に賭ける大勝負(表題作)。全編会話のみで構成されたマフィア構成員たちの駄弁り場(ほんとの話)。順風満帆の人生から、刑務所でのサバイバル生活に(衝突)他3偏。最後の長編ダニー・ライアン三部作でも描かれた、堅気であってもマフィアとの距離が近い地域の日常。暴力や犯罪との境界線の薄さ。あるいはホテル業務についてなど、各種長編内のエピソードが思い浮かぶ。愉快軽快でありつつ不穏な「ほんとの話」がお気に入り2026/06/09
naff1968
14
もうヘビーなのはいいから、サーファー探偵と仲間達のような軽いタッチのものを忘れたころに出して欲しい。できれば長編で。ありがとう。ウィンズロウ!2026/06/16
etoman
7
引退したドン・ウィンズロウの新作が出ると聞いてから待ちきれなかった本書は、「初めて〆切が無い中で書いた」という通り肩の力が抜けた佳品が詰め込まれていた。クライムノベルの定型的な作品やよくある場面をモチーフにした作品は、翻訳クライムノベルの初心者向けといえるのではないか。また、、ドン・ウィンズロウの過去作の登場人物が再度登場したり、これぞ「ドン・ウィンズロウ」だよなという語り口や洒脱な会話などはドン・ウィンズロウ初心者への入門編とも言えるかもしれない。これだけ軽く書けるんだったら、いくらでも書いて欲しい!2026/06/07
160/160
5
締切無しのウインズロウ。「衝突」でいつもの匂いがするものの、こんなに軽くなるかね?って程軽い。それでも新しい切り口の「ほんとの話」はクェンティンの書いた脚本を“かもめんたる”が演ってる感じで楽しかった。次も待ってるよ。 それにしてもスティーブン・キングの帯紹介文は信用しちゃダメだ、いやほんとの話。2026/06/19




