出版社内容情報
【目次】
内容説明
一九八八年、壁に囲まれた西ベルリンの路地裏で、世にも残虐な連続殺人事件が発生。通りに立つ五人の娼婦たちが、喉を掻き切られ、腹部を切り裂かれ、内臓を引きずり出され次々に惨殺された。やがてその手口は、十九世紀に世界を震撼させた”切り裂きジャック”事件と驚くほど符号すると判明する。百年前の殺人犯が甦ったのか?難攻不落の未解決事件、そこに隠された驚愕の真相とは!?
目次
一九八八年、ベルリン
一八八八年、ロンドン
一九八八年、ベルリン
一八八八年、ロンドン
一九八八年、ベルリン
著者等紹介
島田荘司[シマダソウジ]
広島県生まれ。武蔵野美術大学卒。1981年『占星術殺人事件』でデビューを果たし、以後、探偵・御手洗潔シリーズ、刑事・吉敷竹史シリーズを中心に傑作を次々と生み出し、不動の地位を築く。2008年、日本ミステリー文学大賞を受賞。「島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」や「島田荘司推理小説賞」(中国語によるミステリー新人賞)、「京都短編ミステリー新人賞」の企画・選考を行うなど、新しい才能の発掘と育成に尽力しながら、ミステリー界の第一線で活躍し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
春風
7
島田荘司本をいつ読もうか、どれから手にしたらいいのかとダラダラと悩んでいた良きタイミングで刊行されたので手に取る。1888年の切り裂きジャック事件と、それに対応するかのように1988年の西ベルリンで起こった連続殺人事件が交互に展開する本格ミステリ。日本人著者の描く海外モノは意外と初読かもしれないが、日本人向けに当時の文化や環境を精緻に描出してくれているので物語に入り込みやすかった。謎解きパートは、明らかに著者の別著となにか関係してそうなキャラの濃い人物が登場していた。誰なんだ?Mr.クリーン。2026/05/29
オレンジ猫
6
新装改訂版で発売されたので早速購入。ロンドンを震撼させた切り裂きジャックが100年後のベルリンで再び甦る。ベルリンの真相がロンドンの事件を推理する。時代と都市の表現が緻密で世界観に没入できる。本格ミステリーの王道とも誉高い作者に唸らされました。一気読みです。2026/05/18
Sako
4
会いたい人に会えました。ブログで『隠れ御手洗潔』とあったので購入。いや、隠れてましたか?(笑) 切り裂きジャックで知られる現実に起こったおどろおどろしい事件。この真相が彼の推理と中らずと雖も遠からずであったのなら、ちょっと鳥肌が立つ。しかし描写がきもかったのでそこの部分は斜め読みしました。すみません。 さて本書はこのロンドンでの猟奇連続殺人事件とくりそつに起こった1988年のベルリンでの事件を追う。「クリーン氏」による見事な推理を是非堪能して欲しい。2026/05/31
c3pomotohonzuki
3
1988年にベルリンで起きた事件は、百年前のロンドンの有名な事件に酷似していた。 2つの事件の謎が論理的に説明できる、意外だけど納得もできる推理に満足。 「ちょうど百年を隔てたこのふたつの事件は、実像とその鏡像なのだと」2026/05/20
Ann
2
1988年、西ベルリン(当時)で起きた娼婦連続猟奇殺人。ちょうど100年前のロンドンで実際に起きた未解決事件との酷似点に、警察は目を向ける。巧妙な展開にミスリードされてとても面白かった。グロ描写多いので注意。2026/05/22
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