出版社内容情報
のれんの先に、物語がある。
豪徳寺のとある銭湯で、日々起こる小さな奇跡――
そこは豪徳寺の町角に佇む、銭湯まねき湯。昭和十年から続く昔ながらの店で、若女将のえっちゃんが切り盛りしており、今日も湯と癒やしを求めてお客がやってくる。訪れる客の中にはちょっぴり心が疲れたひとや、誰にも言えない悩みを抱えたひとも。そんな彼らを見守るのは番台の上のまねき猫だが、この守り主には秘密があって……!? 心がじんわりほぐれる湯どころ小説。どうぞ、ごゆるりと。
【目次】
内容説明
そこは豪徳寺の町角に佇む、銭湯まねき湯。昭和十年から続く昔ながらの店で、若女将のえっちゃんが切り盛りしており、今日も湯と癒やしを求めてお客がやってくる。訪れる客の中にはちょっぴり心が疲れたひとや、誰にも言えない悩みを抱えたひとも。そんな彼らを見守るのは番台の上のまねき猫だが、この守り主には秘密があって…!?心がじんわりほぐれる湯どころ小説。どうぞ、ごゆるりと。
著者等紹介
八木沢里志[ヤギサワサトシ]
千葉県出身。日本大学芸術学部卒業。2008年に『森崎書店の日々』で作家デビュー。同作は映画化され、『続・森崎書店の日々』(以上、小学館)も刊行。世界50言語で翻訳が進行中で、英語版は2024年のブリティッシュ・ブックアワードにノミネートされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みかん🍊
74
まねき湯の番台には2代目の孫の3代目女将悦子と招き猫がいる、今日も常連さんとふと立ち寄った心や身体が少し疲れた人、そんな人々を広い浴槽とまろやかで温かなお湯が優しく解きほぐして癒やしてくれる、銭湯はどこでも姿を消しているが、こんな温かく来る人の居場所となる銭湯があったらいいなと思わせてくれる、反抗期の少年の話が一番好きだった、どれも温かくほっこりさせてくれる。2026/06/10
machi☺︎︎゛
63
スーパー銭湯じゃなくて、昔ながらの銭湯で番台の上から見守る招き猫。若女将のえっちゃんや常連のお客さんたちが訪れるお客さんの誰にも言えない悩みを優しく解決してくれる。子供の頃に行った銭湯を思い出しながらまた行きたいなーと思う。お風呂上がりのフルーツ牛乳、髪の毛が竜巻みたいになりながら乾かすドライヤー、ライオンの口から水が出る水風呂、やたら熱いお湯。銭湯にあった全てのものが懐かしい。2026/08/10
涼
47
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2026/05/post-ae6ef7.html 自宅の風呂と違って、大きくてゆったりしているのが銭湯のいいところだが、最近はすっかり減ってしまった。 スーパー銭湯では、こうしたホットした気持ちになるのは無理かもしれない。2026/05/22
Hiroshi Kataoka
29
読書メーターにて献本でいただいた『まねき湯』を読了。 八木沢さん作品の大きな魅力である「傷ついた人が温かく再生していくストーリー」を今作でも存分に味わった📖 一見すると大変なことばかりに見える“トラブル続きの日々”も、視点を変えればかけがえのない時間であり、本当に大切なことに気づくためのきっかけなんだとしみじみ実感🤗 読み終わった後は、まるで銭湯で芯まで温まったあとのような心地よい余韻が残った♨️ 素敵な一冊との出会いに感謝☘️2026/08/19
らび
24
子どものころに通った「銭湯」の雰囲気を思いだしました。今は見かけなくなりましたが、のれんが掛かった入り口で男女2手に分かれ番台があってお父さんの「出るぞ~」「はーい」なんて声が飛んでました。あれはあれでいい時代だったな~ゆっくり熱めのお湯に浸かって疲れを癒す、そんなことが現代では難しい。招き猫が紐解く思いが優しい。「あずかり屋さん」のような雰囲気で東京バンドワゴンのサチさんの語り口調。ずーと読んで浸っていたい。2026/08/07
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