出版社内容情報
愛に不器用な二人を結んだのは、
奇跡の一夜に宿った天使。
テスはその日、緊張しながら大企業のCEOネイトのオフィスに
足を踏み入れた。赤ちゃんを授かったの、と早く彼に伝えたい。
数カ月前、パーティでネイトと目が合った瞬間、激しく惹かれ、
熱に浮かされたように一夜を共にして以来の再会だ。
だがネイトは別人のように冷たく、酷い言葉を浴びせかけた。
「金目当てでここに来たのか? 父親は僕じゃない」
無残にもテスは追い払われ、途方にくれて家路につくが、
そこへネイトがまた現れ、さらに責められてようやく気づいた。
彼にとって私は、束の間の情事の相手にすぎなかった……。
テスは涙を堪え、嘘をついた。“妊娠は間違いだったの”と。
USAトゥデイのベストセラー作家ハイディ・ライスが描く、一夜の恋で宿した命に導かれる切ないロマンス! 元恋人に妊娠を偽られた過去がトラウマになっているヒーローは、ヒロインの純粋な愛の力で心を開き始めて……。感涙必至の珠玉作です。
【目次】
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- 和書
- 総黎明 - 最終篇



