出版社内容情報
切なさを抱えて生きるふたりが、
人生最高の奇跡を授かるクリスマス。
ダルヴァーストン総合病院での勤務初日、助産師のルーシーは、
ボス風を吹かせない産婦人科医マックスの優しい人柄に惹かれる。
患者への深い思いやりと医師としての優秀さにも感銘を受け、
翌日には彼と組んで仕事をしたことでますます魅了された。
ところが、マックスは独身主義のプレイボーイで
病院中の看護師と浮名を流していると同僚に忠告され、失望。
ルーシーが転職したのも、元婚約者の浮気が発覚したからなのだ。
もう二度とハンサムで人当たりのいい男性にだまされないわ!
そう心に誓うルーシーだったが、彼女はまだ知らなかった――
彼の刹那的な恋の裏には、胸を締めつけられるような理由があることを。
感動作を数多く遺した英国人作家ジェニファー・テイラーのクリスマス・ロマンスの初邦訳をお贈りします! ダルヴァーストン総合病院が舞台の本作は既刊『奇跡が街に訪れて』や『彼女のエンディングノート』他の関連作。小さくて大きな奇跡をお見逃しなく!
【目次】