出版社内容情報
「私は戦争を呪咀(のろ)う」――。夢野久作「戦場」の中で、ある医師はそう宣言し、地獄のような体験を語った。
戦争が生んだ悲しみ、恨み、歪みを、あの時代を生きたミステリー作家はどう描いてきたのか。
終戦80周年を超え、当事者の声を聴く機会が少なくなった“今”こそ読んでほしい珠玉の8作品を、タイトルにその一文を引用したエッセイ、坂口安吾「もう軍備はいらない」とともにお届け。
【目次】
内容説明
「私は戦争を呪咀う」―。夢野久作「戦場」の中で、ある医師はそう宣言し、地獄のような体験を語った。戦争が生んだ悲しみ、恨み、歪みを、あの時代を生きたミステリー作家はどう描いてきたのか。戦後80年を超え、当事者の声を聴く機会が少なくなった”今”こそ読んでほしい珠玉の8作品を、タイトルにその一文を引用したエッセイ、坂口安吾「もう軍備はいらない」とともにお届け。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ごま麦茶
5
タイトルのインパクトに惹かれて手に取りました。お名前は存じていたけれど、きっと難しいんだろうなぁと読んだことのなかった作家さんばかりの戦争×ミステリーのアンソロジー。解説付きで読みやすく、苦手意識もなく読めました。どのお話も、切ないような、物悲しいような。戦争さえなければと思ってしまいます。小松左京さんの『召集令状』、1964年初出だそうですが、もし今起こってもおかしくないと想像して、読んでいて怖くなりました。最後の坂口安吾さんのエッセイ…考えちゃいますね。ずっと平和がいい。2026/07/09
c3pomotohonzuki
1
見える暴力、見えぬ圧力で変化を余儀なくされる価値観、生。 非情な戦地、無情な招集、帰還兵の哀切。 戦争の痛みが謎を生んだミステリ達。 「いったい自分は何という処に、何しに来ているのであろう」2026/07/05




