出版社内容情報
「オルカン」の通称で知られる全世界株式型インデックス投信が人気です。NISAの刷新を受け、投信積み立ての対象商品として脚光を浴びたこの投信は手数料も極めて低廉。しかしオルカンだけを買っていればいいかというと、米国株の割合が高いことなど実は問題点が多くあります。本書は投資デビューをした人や若年層に向けて、日本経済新聞の元記者が「オルカン」一択の危うさをわかりやすく解説します。
【目次】
内容説明
大人気の投信「オルカン」。全世界の株式に投資することが表看板で、投資初心者にも手軽で安心な商品だと思われていますが、実際の運用成績は米国を中心とした巨大ハイテク株にかなり依存しています。組み入れ銘柄数は2480と分散されているように見えますが、全体の5.1%はAI関連の世界的企業「エヌビディア」。本書は、そんなイメージとは異なる「オルカン」の真の姿を豊富なデータでわかりやすく解説。損しない投資のコツを教えます。
目次
第1章 知っていないとあぶない(何に投資しているのか正しく知る;オルカンを選んだ理由を明確にする;低コストのメリットを理解する;インデックス投信の特徴を知るS&P500投信との違いを知る;自分がやりたいことと同じイメージかどうかを確認する)
第2章 好成績が続くと思うとあぶない(割と好調な足元の運用成績;年率リターンの計算方法;長期投資の失敗パターン;S&P500投信やTOPIX投信と比べる)
第3章 バフェットさんに学ばないとあぶない(家族にインデックス投信を薦める理由;オルカンは「投資」ではない!;投資の基本は”推し活”;バフェットさんがしてきたこと;投資の特徴を掘り下げる)
第4章 資産分散をしていないとあぶない(銘柄分散と資産分散の違い;GPIF運用が順調なワケ;年齢別のリスク商品の割合;資産分散だけでも不十分;5年ごとに見直す基本ポートフォリオ)
第5章 売り手の事情を知らないとあぶない(販売会社は採算がとれない;資産運用業全体を圧迫するオルカン;信託報酬を上げられない;「お荷物商品」になる恐れ)
第6章 心の準備がないとあぶない(最悪は暴落時に売却せざるをえないこと;NISA貧乏を避けるには;過剰な自信は破綻への一里塚;生前贈与は暴落を活かす賢い戦略;賢くお金を使う生活)
著者等紹介
前田昌孝[マエダマサタカ]
証券ジャーナリスト。1979年、東京大学教養学部卒業後、日本経済新聞社に入社。記者として産業部、神戸支社を経て84年より証券部、91~94年に米ワシントン支局に勤務。証券部編集委員、日経ヴェリタス編集部編集委員、日本経済研究センター主任研究員、日本経済新聞社編集委員などを経て、2022年2月に証券ジャーナリストとして独立。現在は週刊メディアの「マーケットエッセンシャル」を創刊して主筆に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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