出版社内容情報
「空白の4世紀」と呼ばれるこの時代に、ヤマト王権は事実上の全国支配を確立させた。近年では、富雄丸山古墳から「国宝級」といわれる盾形銅鏡と東アジア最大の蛇行剣が発見され、ヤマト王権が高い工業力と経済基盤を持っていたことが明らかになってきた。また2025年には航空レーザー測量によって、奈良盆地北部に200メートル級の巨大古墳が造営されていたことも判明した。最新考古学の成果や研究をもとにヤマト王権草創期の謎を検証する。
【目次】
内容説明
卑弥呼の後を継いだ倭の女王・台与による、266年の晋への朝貢を最後に、古代日本は中国王朝との外交を停止する。それから後、約150年にわたって中国の歴史書の記述から「倭国」は消えた。この「空白の4世紀」にヤマト王権は日本列島の支配を進め、朝鮮半島へ進出。大国・高句麗との初の対外戦争への道を進む。最新の考古学成果による知見から、初期ヤマト王権の国家像に迫る。
目次
第1章 なぜ空白の4世紀は始まったのか
第2章 前方後円墳によるヤマト王権の統治システム
第3章 初期ヤマト王権の大王たち
第4章 急拡大したヤマト王権の勢力圏
第5章 古墳時代に始まる「大航海時代」
第6章 ヤマト・高句麗戦争と巨大蛇行剣の謎
著者等紹介
瀧音能之[タキオトヨシユキ]
1953年生まれ。駒澤大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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coldsurgeon
6
2026年の最新の発掘調査の結果、記紀の記載の解析より、中国歴史書から消えていた空白の4世紀の謎に迫る。奈良県にある箸墓古墳を卑弥呼が埋葬された場所として、その時代に神聖王と執政王の2王を、ヤマト連合政権(九州北部、吉備、タシマ、大和、東海地方)が掲げ、古墳寒冷期に入った時代を乗り切った。農業生産力を上げないといけない時代に、前方後円墳を造る高度な土木技術を提供するという手段で、九州から東北までを、版図に加えた。執政王に複数の系統があり、それが記紀の記載の不思議さを生み出した。10代崇神天皇以降の系統は?2026/07/10
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