出版社内容情報
“蠱毒”という呪術がある。毒虫や蛇、蠍を何匹も一つの器に閉じ込めて共食いさせ、最後に生き残った一匹を呪いの道具にする、というものだ。すさまじい呪力をもたらし、時の政府に禁じられたこのまじないを、人間で試せば……。とあるエリート一家が住んでいた一軒家は、いつからか霊能力者母子に乗っ取られていた。彼女らが企てる恐ろしい計画とは――。
戦慄のホラー・サスペンス!
※この作品は2014年4月に小社より刊行した宝島社文庫『人喰いの家』を加筆修正・改題した新装版です。
【目次】
内容説明
“蠱毒”という呪術がある。毒虫や蛇、蠍を何匹も一つの器に閉じ込めて共喰いさせ、最後に生き残った一匹を呪いの道具にするというものだ。すさまじい呪力をもたらし、時の政府に禁じられたこのまじないを、人間で試せば…。とあるエリート一家が住んでいた一軒家は、いつからか霊能力者の母子に乗っ取られていた。彼女らが企てる恐ろしい計画とは―。戦慄のサスペンス・ホラー!
著者等紹介
塔山郁[トウヤマカオル]
1962年、千葉県生まれ。第7回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞し、『毒殺魔の教室』にて2009年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yukaring
74
毒虫を閉じ込めて生き残りを呪いの道具にする「蠱毒」もしこれを人間で試せば…。とにかくおぞましくて胸が悪くなるサイコホラーミステリ。近所の医者の家にいつの間にか住み着いた霊能者だという美しい女性とその息子。医者一家の姿は消え去り、霊能者の女性を怒らせると呪い殺されるという不穏な噂が広がっていく。そしてこの家に入っていく若い女性が気になり声をかけた美優。この家と関わってしまったばかりに彼女は想像を絶する恐怖を味わう事になる…。霊能者母子が企てる恐ろしい企みと不気味な呪術。余韻を残すラストにもゾッとさせられた。2025/11/03
まさきち
70
全体的にやや冗長な感じで、好物のオカルト的な行に到達するのに時間を要した感が否めません。しかし一旦突入してからの展開と伏線の回収は見事で、頁を捲る速度は一気に増しました。ラストはその後の恐怖を想像させる典型的なホラーの幕引きだったのもいい感じでした。2025/11/21
hideko
60
読み始め半ページくらいで既視感。 『人喰いの家』改題新装版だった。 そりゃ既読だから既視感あるよ。 もっと大きくハッキリくっきり新装版と明記して欲しいよ! 禄に確かめもせず買った自分が憎い。(TДT)2026/05/01
hundredpink
46
人間で蟲毒やってみた。2026/02/02
つばめ
37
タイトルと設定に惹かれて買った本。実家に出戻った居場所のない長女、母親との確執、気味の悪い妹の旦那、近所の怪しい噂の絶えない豪邸。核となる蠱毒の部分は興味深く読めたけど、ボリュームの割に深掘りが少なくて全体的に思ってたのと違ったなあと。辻村深月さんの『闇祓」を思い出す。主人公美優にもあまり感情移入できず、オチをそこに持って行くために展開を折り畳んだんか?って思ってしまった。焦点が絞られてたらもう少し没入感あって面白かったかも。2026/06/18




