出版社内容情報
累計10万部突破『どうせそろそろ死ぬんだし』に続く「館」ミステリーは依存症患者×孤島!
ロジカルな推理といくつもの伏線が導き出す「なぜ」の答えに驚愕。
――大山誠一郎(作家)
孤島の別荘で行われる依存症回復プログラムに、料理人として同行することになった桜子。
恋愛依存、ゲーム依存など、様々な依存症を抱える人々が集う。
しかし1日目の深夜、参加者の一人が不審死を遂げる。
刃物らしきもので首を切られた様子で、現場は密室。
別荘内にある刃物は、桜子が厳重に管理している包丁とナイフのみ。
桜子が参加者から犯人と疑われるなか、さらなる事件が起き――。
第23回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作家最新作
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
bunmei
86
孤島にある治療施設の館『より愛園』を舞台に繰り広げられる、クローズトサークルミステリ―。冒頭からこれから起こる凄惨な事件に関わる布石が、怪しげな館に散りばめられ、登場人物もギャンブル、ゲーム、糖尿、恋愛、自傷の依存症に悩む曰く付きの面々。事件の香り漂わせるシチュエーションで、全ての誘惑から隔離された孤島に、治療合宿の為に集められた5人。そしてその治療スタッフとして精神科医、カウンセラー、主人公である料理人の計8人が、孤島での合宿をスタートさせる。そして、第一日目の夜から、悲惨な事件の幕は切って落とされる。2025/10/23
koma-inu
35
依存症回復プログラムのために孤島に呼ばれた男女。初日に首を切られた死体が密室で発見される。動機や殺害現場の異常な状況が、依存症という設定と絡んでいる点は、巧み。密室トリックは、読メの皆様感想通り、図解がないので理解消化不良、ごめんなさい🙇それよりも分からないのが、密室を作った理由。犯人からすると密室では無い方が良いと思いましたが・・。途中、事件の整理シーンがあって、それを元に解決編があれば良かった、惜しい作品。主人公の作る料理は美味しそうでしたね。2026/01/12
無名
34
序盤は非常に興味深く読むことができた。依存症の根底や回復までの道のり、さらには依存症回復の基礎となった「12ステップ」を提唱した二人への言及がある点に驚かされた。 著者の経歴を調べたところ医療従事者とのことで、専門的な記述にも納得がいった。 一方で、「ミステリー」と「依存症」という組み合わせはあまりにセンシティブで、殺人の動機や認知の歪みの矯正手法の描写には過剰さを感じた。↓2025/10/14
さとか
33
何らかの依存症を持つ参加者たちの改善合宿に同行することになった主人公。早々に第一の殺人が起こるが、状況は自分に不利な条件ばかり。犯人にされたくない一心で、謎を解き明かそうと奮闘するうちに次の殺人が…。依存症患者というテーマはとても興味深かった。ミステリーとしては、ちょっと物足りなかったかな🙄2025/10/11
よっち
28
孤島の別荘で行われる依存症回復プログラムに、料理人として同行した桜子。しかしそこで参加者の一人が不審死を遂げる密室殺人ミステリ第2弾。孤島の別荘という閉ざされた舞台、様々な依存症を抱える人々が集う中で起きた不審死。刃物は桜子が厳重に管理している包丁とナイフのみで犯人と疑われる状況で、さらなる事件が起きる展開で、密室のトリックはやや分かりづらいと感じたようにミステリそのものよりも、なにかに縋らずにはいられない登場人物たちの心の揺らぎや過去の傷に寄り添う中、疑念と信頼の間で揺れる心理描写がなかなか秀逸でした。2025/11/26
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