出版社内容情報
日本美術史における至宝の宝庫・興福寺。阿修羅像をはじめとする仏像はもちろん、五重塔、中金堂などの壮麗な建築物など、数多くの国宝を所蔵しており、美術館でもあるといえる。
本書は、平安・鎌倉時代の仏師として有名な運慶、その兄弟弟子である快慶ら「慶派」と呼ばれる奈良仏師たちによる仏像と選りすぐりの宝物を貴重な写真で紹介しながら、日本史における興福寺1300年以上の歴史を学ぶ一冊。
【目次】
目次
1 名宝・国宝でたどる美と伝統(北円堂の仏像;八部衆像、十大弟子像など)
2 日本史のなかの興福寺千三百年史(朝廷や幕府も一目置いた「政治勢力」としての姿;【古代1】「興福寺」の歴史は京都・山科から始まった;【古代2】奈良時代以降、興福寺と藤原氏の関係はどう変化したのか?;【中世1】なぜ、摂関家が興福寺のトップを占めるようになったのか?;専門家が語る歴史の深層 上村正裕 武装した僧兵は興福寺の中世を象徴する存在だった ほか)
著者等紹介
西山厚[ニシヤマアツシ]
奈良国立博物館名誉館員。帝塚山大学客員教授。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。専門は日本仏教史。奈良と仏教をメインテーマに、人物に焦点を当てながら、生きた言葉で書き、語る活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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