出版社内容情報
第2次トランプ政権が始まって3カ月以上たちます。関税や対ウクライナ、対パレスチナなどの外交政策、環境や多様化に対する揺り戻しが話題になっていますが、最も危険で最も衝撃的なのが仮想通貨の政策転換です。現在、世界の金融市場を支配しているのは米ドルです。その米ドルを発行しているのはFRBで、ここは政府機関ではなく民間機関といえます。ここを牛耳っているのはロスチャイルドやロックフェラーなどの巨大金融資本です。このドル覇権のヘゲモニーを仮想通貨で政府に握らせようとしているのがトランプです。このことは密かに進められています。トランプとFRBの確執と癒着の闘いがあるからです。その隠された真実に著者、宮崎正弘氏が迫ります。
【目次】
内容説明
当初、暗号資産に対して否定的だったトランプだが、第2次トランプ政権になって突如、その態度は180度変わった。世界の金融体制が大きく変わろうとしていることに、日本のメディアはまだ気がついていない。世界支配の地殻変動が今起き始めている!
目次
プロローグ トランプは「暗号通貨世界一」を目指す
第一章 難題は36兆ドルの債務。だから暗号通貨が浮かんだのだ
第二章 マネロンと地下銀行の闇ルートを暴け
第三章 ディープステートより強力な闇のパワー
第四章 トランプ改革のモデルは「明治維新」
第五章 政権に乱暴者が集まったから暗号通貨備蓄など乱暴なことができるのだ
第六章 なぜ列強はゴールド備蓄を激増させて、CBDC(デジタル通貨)には冷淡なのか?
第七章 中国はいつまで持つか?
第八章 トランプの真の狙いを暴く
エピローグ ソフトパワーは行方不明に
著者等紹介
宮崎正弘[ミヤザキマサヒロ]
1946(昭和21)年、金沢市生まれ。早稲田大学英文科中退。『日本学生新聞』編集長などを経て『もうひとつの資源戦争』(講談社)で論壇へ。以後、作家、評論家。中国問題、国際関係、経済から古代史まで幅広く論じる。現地調査を踏まえた現実的な評論に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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