出版社内容情報
森永卓郎氏の『ザイム真理教』や高橋洋一氏の『財務省亡国論』などに端を発した財務省批判。最近では財務省前で連日デモが行われるなど、ますますヒートアップしています。しかし、その言説は本当なのか? 本書では元経済産業省の官僚だった著者が、内部から見た官僚の真の姿をはじめ、なぜ歪んだ政策立案になるのか、なぜ官僚批判が高まるのかについて的確に綴ります。
【目次】
内容説明
官僚として仕事をした著者が、盟友・モリタク氏の言説で「同意できる点」と「できない点」を抉る!“自分は悪くない”、“話を聞きすぎる”が生んだザイム真理教の正体。モリタク氏が批判した財務省は本当にカルトなのか?徹底検証!
目次
第1章 ザイム真理教の真偽
第2章 霞が関に巣食う真理教
第3章 霞が関の問題点
第4章 ザイム真理教と消費税減税
第5章 政治のこと
第6章 人生と仕事
著者等紹介
岸博幸[キシヒロユキ]
経済評論家。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授。1962年、東京都生まれ。一橋大学経済学部卒業後、通商産業省(現・経済産業省)入省。同省在籍時にコロンビア大学経営大学院に留学し、MBA取得。資源エネルギー庁長官官房国際資源課などを経て、2001年、小泉純一郎内閣の経済財政政策担当大臣だった竹中平蔵氏の大臣補佐官を務める。経産省退官後、テレビや講演など多方面で活躍。2023年1月に多発性骨髄腫の告知を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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