出版社内容情報
まだまだ話題の絶えないフジテレビ。20年前の2005年、当時ライブドア社長を務めていた堀江貴文氏が、同社株を大量保有するニッポン放送を買収しようとし注目を集めました。
現在フジに対してXほかネットで活発に発言し、再び株を購入し株主総会に出ると公言するなど動きを見せている堀江氏が「日枝氏について」「メディアという事業」「歪んだ株価と組織構造」など赤裸々に語ります。
内容説明
放送とメディアの未来はどうなる?堀江貴文の新・フジテレビ論!
目次
第1章 中居・フジテレビ騒動と第三者委員会報告書
第2章 フジテレビはいかに生まれたのか
第3章 ニッポン放送/フジテレビ買収騒動の真相
第4章 暴かれたフジ・メディア・ホールディングス
第5章 フジテレビ再建の道
第6章 球団買収と球界参入を本気で目指した日々
第7章 地方ラジオ局経営から見るフジテレビ再生
第8章 フジテレビ再生のための5つの条件
著者等紹介
堀江貴文[ホリエタカフミ]
1972年、福岡県八女市生まれ。実業家。SNS media&consulting株式会社ファウンダー。現在は宇宙ロケット開発やスマホアプリのプロデュースを手掛けるなど幅広く活動を展開。有料メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」は1万数千人の読者を持ち、2014年には会員制のオンラインサロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」をスタート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
funuu
7
、本書の最大の魅力は、堀江氏の視点から見たフジテレビの内情が詳細に語られている点だ。2005年のニッポン放送株取得を巡る攻防は、単なる企業買収の話に留まらず、メディアの権力構造や日本社会の閉鎖性を浮き彫りにする。特に、フジテレビの経営陣や社員の反応を通じて、旧態依然とした体質や既得権益を守る姿勢が克明に描写されている。堀江氏の歯に衣着せぬ語り口は、時に攻撃的だが、それが本書の説得力を高めている。 中居正広君 松ちゃん ハウス の話もよくまとめてある ライターがまとめてるね2025/06/03
松田悠士郎
1
かつてのフジテレビ買収騒動の主役だった堀江貴文氏が、当時出版目前でお蔵入りとなった著書「嫌われ者」の内容を絡めて、性加害問題を発端として揺れ続けるフジテレビの内情とライブドア時代に仕掛けたフジテレビ買収やプロ野球参入の舞台裏等を克明に描き、最後にはフジテレビ再建への道筋をも示す、壮大な一冊。例の事件に興味が無くても、オールドメディアと呼ばれる様になった地上波テレビ局の実態を知る事が出来る。2025/06/14