出版社内容情報
現在の大阪がある場所は、かつて、仁徳天皇の高津宮、孝徳天皇・聖武天皇の難波宮が営まれていた土地で、戦国時代初期に石山本願寺がこの地に建てられ、その後、豊臣秀吉と徳川幕府の大坂城の時代を経て、現在は二の丸大手門の前に大阪府庁が立っています。本誌は大阪という街の変遷を、古地図・浮世絵・古写真・絵葉書・イラストMAPなどを駆使して解説。現代地図を隣に配置することで、今と何が違うのかがひと目でわかります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アマノサカホコ
7
東大阪市図書館。観光ガイドにはあまり載らない歴史を名所とともに紹介しており、歴史を感じながら大阪を歩きたい人に最適。梅田の墓地や千日前の罪人の墓地や処刑場、新町の遊郭など今の姿からは想像もつかない場所がたくさん。大阪城の近くのミライザは元は陸軍第四師団司令部で雰囲気があり、大阪城天守閣の被弾跡を確認してからミライザでお土産を買うのもいい。生きている間に大阪空襲でも焼けなかった綿業会館は一度見学してみたい(予約制)。ちなみに歴史さんぽなので飲食店の情報はありません2025/07/26