宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ<br> YOKOHAMA 119 要救助者1623名

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宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ
YOKOHAMA 119 要救助者1623名

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784299066077
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

累計80万部突破!「行動心理捜査官・楯岡絵麻」シリーズ著者が描く
消防×ミステリー

船上で業火に包まれる1623名、全員を救出できるのか!?

横浜市消防局港消防署の女性消防士、高柳蘭。消火活動や訓練に加え、署内の雑務にも追われる日々のなか、蘭の消防道具である空気呼吸器の空気が抜かれていることが発覚。さらに辞職を迫る脅迫状まで届き……。犯人は同僚? そんな折、横浜に寄港した世界一周クルーズ中の豪華客船上で火災が発生したとの報が。要救助者1623名。全員を救出するため、業火に包まれる船上への出動命令が蘭たちに下る!

※本作は2012年6月に小社より刊行した単行本『消防女子!! 女性消防士・高柳蘭の誕生』を2013年6月に文庫化し、改題・加筆修正したものです

内容説明

横浜市消防局湊消防署の女性消防士、高柳蘭。消火活動や訓練に加え、署内の雑務にも追われる日々のなか、蘭の消防道具である空気呼吸器の空気が抜かれていることが発覚。さらに辞職を迫る脅迫状まで届き…。犯人は同僚?そんな折、横浜に寄港した世界一周クルーズ中の豪華客船上で火災が発生したとの報が。要救助者1623名。全員を救出するため、業火に包まれる船上への出動命令が蘭たちに下る!

著者等紹介

佐藤青南[サトウセイナン]
1975年、長崎県生まれ。第9回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞し、『ある少女にまつわる殺人の告白』で2011年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オヤニラミ

13
消防女子の感動から続編だと思い読み始めると…あれっ!?読んだ事あるぞ!!題名は違えど同じ内容でした😆時がたって再読した形ですが、やっぱり良い物語でした。消防士の父親を超えるべく数々の試練を乗り越え、先輩や上司達を認めさせるカッコいい女子。危機迫るクルーズ船での救助場面は緊迫感があり再び物語に入り込みました😄第二弾が待ち遠しい良作です。2025/03/22

NAOAMI

10
女性消防士、高柳蘭の活躍と成長を追うストーリー。どこよりも体力勝負、超男職場の消防隊でセクハラ・パワハラ上等!の気概でシゴキにも耐える蘭。しかし陰湿な見えざる嫌がらせで疑心暗鬼、仕事にも自信を失いかけたりしつつ、消火活動、要救助者を救いたいの一心で克服していく。先輩男性陣のキャラを描き分け、徐々に彼女を軸にまとまりを見せる流れは著者鉄板。「第三出場」の要救キャラの紹介時点でラストがヨメてしまうが、蘭ならではの活躍シーンが伏線通り嵌りスリル満点の描写でヨキ。亡き父親への想いと上司の懺悔シーンは涙が止まらん。2025/03/13

larme

8
亡き父の姿を追って同じ消防士という道を選んだ新米女性消防士の蘭。日々の厳しい訓練や火災現場での試練に耐え、悩みながらも成長していく姿は思わず頑張れ!負けるな!と思わずにはいられない。第三出場のクルーズ船の火災は緊迫感があって手に汗握る展開の連続。読み終わってみて消防士の方々って本当に凄いと改めて思いました。面白かったしシリーズ化してほしいな✨2025/04/15

栗山いなり

7
女性消防士・高柳蘭の奮闘を描いた物語。エンマ様シリーズを書いた作者とは思えないほど王道テイストの消防隊の物語でびっくりした。もちろんエンマ様シリーズのようなミステリー色もあったけど2025/04/26

ドットジェピー

7
面白かったです2025/03/08

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