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出版社内容情報
天才プロデューサー、蔦屋重三郎。全盛期の吉原で生まれ育ったことが、彼の感性に大きく影響を与えたといわれています。当時の吉原は単なる遊里としてだけでなく、幕府公認の遊郭であり、文化サロン的な役割を持つ、江戸独自の「文化発信基地」でした。本企画はそうした吉原の知られざる側面も含め、遊郭の遊び方から歴史、施設の紹介、吉原のしきたりまで、さまざまな角度から吉原を紹介する1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
林芳
1
「べらぼう」を楽しむため手に取る。吉原という所は文化そのもの一面を持っていると思う。色々なルールがあり、その制約の中で魅力あるものを作り上げる。なんだか茶道に似ている。茶道は「侘び寂び」だけど、吉原は「粋」。そこに当てはまるものを文化にまで固定化していった。遊郭で文化まで作り上げた国って他にもあるのかしら。2025/05/24
Go Extreme
1
吉原の歴史:幕府公認 遊郭制度 遊女の生活 花魁文化 遊女の階級 遊郭の衰退 遊女の暮らし:年季奉公 借金労働 身請け制度 お歯黒 勝山髪型 高級遊女 教養と芸事 化粧と装飾 遊郭の構造:大門 仲の町 廓内の通り 屋形妓楼 見世部屋 揚屋 待合茶屋 文化と芸術:浮世絵 狂歌 吉原細見 美人画 歌舞伎 江戸文学 芸妓文化 遊女の俳諧 社交と客層:武士 商人 町人 貴族 馴染み客 座敷遊び 茶屋遊び 吉原の粋 社会的影響:女性の人権 制約と自由 遊女の労働問題 逃亡と罰則 遊女と心中 吉原終焉 近代風俗の影響2025/03/12
Tatsuhiko Teramatsu
0
★★★☆☆2024/11/18