七つの大罪

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七つの大罪

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  • サイズ 46判/ページ数 352p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784299057211
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0093

出版社内容情報

人を罪に陥れる七つの悪徳を
「七」に縁のあるミステリー作家が描く。
驚愕、恐怖、狂気……一気読みの七編!

【七つの大罪】
「傲慢」「嫉妬」「憤怒」「怠惰」「強欲」「暴食」「色欲」を示し、
キリスト教において、人を罪に導くとされる七つの悪徳。

「罪の名は傲慢」中山七里/傲慢
名を馳せ人望も厚い一方で、弟子や秘書に対するパワハラが常態化している人気ジャーナリストに性的暴行された新人ジャーナリストは警察に駆け込む。

「手の中の果実」岡崎琢磨※7月7日生まれ/怠惰
突然不登校になった息子。原因がわからず不安が募る妻と私。私は葡萄農家である妻の実家に、息子と二人で滞在することを提案すると、息子は――。

「移住クライシス」川瀬七緒/憤怒
自閉スペクトラム症を抱える息子の療育のために山梨の集落へ移住した矢先、息子が池に落ちて死亡した。悲嘆に暮れる夫婦の前に、大鎌を持った老婆が現れた。

「オセロシンドローム」七尾与史/嫉妬
久呂恵は夏目漱石の『こころ』で意気投合したKと交際に発展するが、嫉妬深さが原因で別れを告げられる。Kに言い寄る女がそそのかしていると疑った久呂恵は……。

「十五分」三上幸四郎/強欲
20万人超の登録者数をもつ動画配信者のイッツミーは、同業者であるQRお雪の殺害容疑をかけられていた。週刊誌記者の綺ヶ崎は、判決待ちのイッツミーの取材に訪れる。

「父親は持ってるエロ本を子どもに見つからないようにしろ」カモシダせぶん/色欲
隠しているエロ本を高校生の息子が読んでいた。叱ろうとすると「謝るのは父さんのほうだ」と言い始め……。

「最初で最高のひとくち」若竹七海/暴食
野放図で我儘な公介のため、ママはたくさんの料理をし、掃除をし、後片付けをし、工場で働く。そんなある日、葉村晶という探偵が人捜しにやってきた。


【目次】

内容説明

人を罪に陥れる七つの悪徳を「七」に縁のあるミステリー作家が描く。驚愕、恐怖、狂気…一気読みの七編!

目次

傲慢 罪の名は傲慢(プライド)(中山/七里)
怠惰 手の中の果実(岡崎/琢磨)
憤怒 移住クライシス(川瀬/七緒)
嫉妬 オセロシンドローム(七尾/与史)
強欲 十五分(三上/幸四郎)
色欲 父親は持ってるエロ本を子どもに見つからないようにしろ(カモシダ/せぶん)
暴食 最初で最高のひとくち(若竹/七海)

著者等紹介

カモシダせぶん[カモシダセブン]
1988年、神奈川県川崎市生まれ。松竹芸能タレントスクール東京校出身。2013年、「松竹お笑いビブリオバトル」で優勝。お笑いコンビ「デンドロビーム」のメンバー。現在は東京都内の書店で働く、現役の書店員芸人。お笑い芸人初の日本推理作家協会所属

中山七里[ナカヤマシチリ]
1961年、岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』にて第八回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞を受賞し2010年デビュー

岡崎琢磨[オカザキタクマ]
1986年7月7日生まれ。京都大学法学部卒業。第十回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』(宝島社)で2012年デビュー。同書は2013年、第一回京都本大賞に選ばれた

川瀬七緒[カワセナナオ]
1970年福島県生まれ。文化服装学院服装科・デザイン専攻科卒。服飾デザイン会社に就職し、子供服のデザイナーに。第五七回江戸川乱歩賞を受賞し、『よろずのことに気をつけよ』で2011年デビュー。2021年に『ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介』で第四回細谷正充賞を受賞

七尾与史[ナナオヨシ]
1969年、静岡県生まれ。第八回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として『死亡フラグが立ちました!』(宝島社)で2010年デビュー

三上幸四郎[ミカミコウシロウ]
鳥取県生まれ。大学卒業後、3年間のサラリーマン生活を経て、脚本家として活躍。2023年度第六九回江戸川乱歩賞を受賞し、『蒼天の鳥』で小説家デビュー

若竹七海[ワカタケナナミ]
1963年、東京生まれ。立教大学文学部卒。1991年『僕のミステリな日常』(東京創元社)でデビュー。2013年、『黒い越流』(光文社)で第六六回日本推理作家協会賞“短編部門”を受賞。2018年『錆びた滑車』(文藝春秋)が『このミステリーがすごい!』(宝島社)3位など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

papako

32
七つの大罪をテーマに、作者も七にちなんでるアンソロジー。もちろん若竹さんの葉村狙いで。名前に七関係ない岡崎琢磨作品はよかったけど、この方の思わせぶりな文章が苦手だったことを思い出しました。川瀬作品もらしくてよかった。カモシダせぶんさんは芸人さん?すごく良かった。カケル、いいな。若竹さんのは満足だけど、葉村よりも辛夷ヶ丘の砂井の方があってる内容。五勝二分けかな。でも満足だから七勝だって思っておこう。2025/07/29

akiᵕ̈

21
七に絡んだ作家さんたちによる《七つの大罪》を題材にしたアンソロジー。なんだけど、どれもがほんとその大罪にマッチした作風になっていて、素晴らしいクオリティ!中山七里さんと川瀬七緒さん以外の五名はお初の作家さんたち。この中では七里さんのは陰が薄いと感じた程、他の作家さんたちの作品がキョーレツに印象に残る。特に三上幸四郎さんの「十五分」にこだわったラストのオチ、若竹七海さんの「最初で最高のひとくち」の真相が分かって振り返って全て繋がった時は!!!!感嘆符だらけに笑。シュールが詰まったとっても濃い1冊でした♪2025/07/18

あきら

3
7に縁のある作家さんたちによる七つの大罪に関する短編集。2025/07/16

ドットジェピー

3
面白かったです2025/07/18

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