出版社内容情報
引退を発表したラグビー元日本代表・田中史朗が、いまだから語れる27年間の選手生活でこぼした涙の真相を公開。金子達仁が珠玉のエピソードを感涙ノンフィクションに構成します。W杯を舞台に、日本中のラグビーファンを感動の渦に巻き込んだ田中史朗の「こぼした涙の物語」。もらい泣きすること必至の涙腺崩壊ノンフィクションをお届けします。田中史朗×金子達仁の対談動画特典付き。
【目次】
第1章 歓喜
第2章 鬱屈
第3章 熱狂
第4章 旅立ち
終 章 涙
エピローグ
内容説明
脈々と受け継がれた「泣き虫先生」の遺伝子。涙腺崩壊ノンフィクション。27年間の選手生活を総まくり!
目次
第1章 歓喜
第2章 鬱屈
第3章 熱狂
第4章 旅立ち
終章 涙
著者等紹介
金子達仁[カネコタツヒト]
1966年1月26日、神奈川県生まれ。上星川幼稚園‐横浜市立上菅田小‐同・笹山小‐同・大道小‐神戸市立乙木小‐横浜市立朝比奈小‐同・大道中‐法政二高‐法政大社会学部社会学科‐(株)日本スポーツ企画出版社『スマッシュ』編集部‐同『サッカーダイジェスト』編集部‐フリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tetsubun1000mg
12
ラグビー日本代表で活躍した田中史郎選手のノンフィクション。 170cmの身長なのに2m・100kオーバーの選手にタックルにいく勇敢さは感動ものでした。 高校時代前半までは目立った選手ではなかったそうだが、段々とラグビーの面白さに引かれていった。 日本ラグビーの転機となった2015年イングランドで行われた日本代表VS南アフリカ代表戦の模様は凄い臨場感。 田中選手の目からはこんなふうに見えていたんだ! 日本代表は初戦の南アフリカに勝つために厳しい練習をして戦術も準備していたのPGではなくスクラムを選んだのか。2024/09/29
TOSU
5
いい人のイメージの田中選手。 ただ振り返ってみると幼少期や学生時代と恵まれない部分もあり、それでも環境を変え続けようとする粘り強い気持ちで、出会いをたぐりよせているようなそんなイメージだった。 サラッと書かれているのでもっともっと深堀したものも読みたい。ただ、なんかラグビーの臨場感をすごく感じる1冊だった。2025/02/13
Humbaba
2
他国のこととなれば、なかなかよくわからないことも多い。だからこそ、一方的な見方によって非難をしたくなることもある。自分たちも同じように経験していることであれば想像もしやすいが、土地によって起こる災害も違っており、同じ経験ができるわけではない。それはわかっていたとしても、非難されたという記憶が消えるわけでもないので、どう飲み込むかというのは考えてみる必要はあるだろう。2025/01/11
kata
1
ノンフィクションライターは演出家 金子さんらしい書き方だなと感じたら ご本人が特典動画の中で 「見て来たようにウソをつく」と語っていて なるほどと思った 古い指導者の政治的なふるまいは なくしたい文化なので こうして書いてくれるのはいい2024/12/19
なるげん
1
初っ端から当時を思い出して涙が溢れてきた。 ラグビー界のために、子供たちのために、と常々仰ってこられた田中選手の思いがストレートに伝わってくる。 親しみやすいお人柄の中にある強い心が読む人に真剣に取り組む勇気を与えてくれる気がする。 この先も指導者としてラグビー界に携わってくださることに感謝します。2024/12/07