宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ<br> 実家暮らしのホームズ

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宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ
実家暮らしのホームズ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784299050045
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

巨大IT企業創始者が設立したオリバー・オコンネル財団は、探偵の才能者を掘り起こし、彼らに専門教育を施すことで真の探偵として犯罪抑制に寄与させる目的で、ネット上にミステリーテストを出題した。そのテストで最高得点を叩き出した日本人男性。彼の個人情報はすべてダミーで、テスト後行方をくらませた。財団所属のホルツマン・ユキは彼の居場所を突き止め、代償として財団で「探偵」として働くことを要求する。彼、すなわち実家暮らしの引きこもり青年・判治リヒトは、数々の事件と謎に遭遇する。

内容説明

殺人現場から持ち去られた「あるもの」とは何か。「氷が解ける」トリックが使えない氷点下での密室殺人の真相とは。―ミステリーマニアの資産家が開催した推理クイズ大会「眠れる探偵プロジェクト」の予選で最高得点を叩き出して行方をくらませた男は、実家暮らしの引きこもりだった。居場所を突き止められた彼は、資産家らを騙した代償に、「探偵」として様々な事件と遭遇することになる。

著者等紹介

加藤鉄児[カトウテツジ]
1971年、愛知県生まれ。東北大学経済学部卒業。第13回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として、『殺し屋たちの町長選』で2015年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さっちゃん

42
ミステリーマニアの資産家主催の推理クイズ大会で最高得点を叩き出して賞金と共に消えたリヒトは、ある事情で事件解決に協力することに。ダイイングメッセージ、自殺予告者の居場所の特定、殺人事件の真相、マイナス25度の密室殺人、遺言の謎を次々に解く。中でも最終話の遺言の謎解きが秀逸。/リヒトの鋭い洞察力と膨大な知識と推理力も魅力的だが、各キャラが良くて単なる推理ゲームにならず程よく力が抜けて気楽に読めるところも◎。特にリヒトを溺愛する母のキャラが彼の日頃の暮らしぶりを想像させてくれて面白い。続編もありそうで楽しみ!2024/06/06

よっち

34
ミステリーマニアの資産家が実施した推理クイズ大会で最高得点を叩き出しながら行方をくらませた判治リヒト。居場所を突き止められた彼が代償として様々な事件を解決するミステリ。赤の他人を偽の受取人に仕立てて予選通過報奨金を搾取したと損害買収請求された引きこもりが、すでにネットカジノで金を溶かして返済できず、仕方なく探偵役を引き受ける展開で、実家で引きこもりをしているわりには捜査で意外と行動的なリヒトでしたけど、8ビットの遺言や-25℃の密室、複雑な漢字暗号といったトリックがなかなか面白いミステリになっていました。2024/02/15

ベローチェのひととき

27
妻から廻って来た本。5編からなる連作短編集。オリバーオコンネル財団所属のユキさんが語り手。財団の創始者の指示により、難解な事件の解決をニートで引きこもりのリヒトへ依頼していくという物語。リヒトはコミュニケーション能力には欠けるが、天才的な頭脳の持ち主である。物語には直接関係ないが、リヒトの母親の振る舞いがとても面白かった。2025/04/14

ち~

27
借金のかたに、巨大IT企業のCEOのミステリー趣味に付き合わされ事件の解決をする事になった引き篭もりの青年リヒト。彼をはじめ、CEOとの連絡役や刑事など人物造形がよく、キャラクターで読ませるミステリーかと思いきや、理系物や密室物など、純粋に謎解きをめちゃくちゃ楽しませてくれる短編集だった。1話目で残した謎を回収した上に、ストーリー性が高いものを最終話にぶち込んでくる構成も憎い。断然、続編希望!2024/04/02

のんちゃん

26
ミステリマニアの資産家主催の推理クイズ大会予選で最高得点者だった男は、賞金だけ手にし次の審査へ移る約束を反故にして行方をくらます。が、主催者に行方を知られ、騙した代償に探偵として働かされる事になる。難解なダイイングメッセージ、凶器の謎、密室殺人や暗号等ミステリのお馴染みの要素てんこ盛りの作品。そしてそれが難しいのなんのって(私の能力ではの話)数字も沢山出てきて数学音痴の私にはお手上げだった。がっつり理系の夫に回して説明してもらうつもりだが、多分わからないで終わると思う。まぁいいや、面白かったしね😆2025/04/11

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