出版社内容情報
2023年11月5日、38年ぶりに2度目の日本一に輝いた阪神タイガース。65歳での日本一監督としては歴代1位タイの記録である。9月14日の128試合目でのVも球団史上最速で記録づくめのシーズンだった。前回2005年の優勝も岡田彰布監督の下だが、岡田タイガースはなぜこんなにも強いのか。「勝つための采配」の要諦とは何か。本書は岡田監督をよく知る虎のレジェンドOBや元トラ番記者が岡田采配を徹底分析。また連覇を達成し、タイガースの黄金時代を築くのに必要な条件についてもさまざまな角度から提示する。
内容説明
2023年11月5日、38年ぶり2度目の日本一に輝いた阪神タイガース。66歳シーズンでの日本一監督は歴代1位タイの記録である。9月14日の128試合目でのリーグ優勝も球団史上最速で、記録ずくめのシーズンだった。前回2005年の優勝も岡田彰布監督政権下だが、岡田タイガースはなぜこんなにも強いのか。「勝つための采配」の要諦とは何か。本書は岡田監督をよく知る虎のレジェンドOBや元虎番記者が岡田采配を徹底分析。また連覇を達成し、タイガースの黄金時代を築くために必要な条件についてもさまざまな角度から提示する。
目次
第1章 なぜ木浪聖也が8番なのか―打撃論(掛布雅之)
第2章 媚を売らず忖度しない采配、岡田監督のブレない野球観(江本孟紀)
第3章 投手コーチ要請を断った本当の理由(金村曉)
第4章 85年と似ている、「守りで攻める」最強の戦術(吉田義男)
第5章 「四球」と「守備」を重視、“岡田語”の意味と意図(赤星憲広)
第6章 「星野阪神」と「岡田阪神」の共通点とは(田淵幸一)
第7章 岡田監督誕生の舞台裏と「アレ」が生まれた真相(改発博明)
著者等紹介
吉田義男[ヨシダヨシオ]
1933年7月26日生まれ、京都府出身。京都府立山城高校、立命館大学を経て、53年に阪神タイガース入団。盗塁王2回、最多安打1回、ベストナイン9回。69年に現役引退し、以後75~77年、85~87年、97~98年と3回阪神の監督に就任。85年に球団初の日本一に導く。92年には野球殿堂入りを果たす
田淵幸一[タブチコウイチ]
1946年9月24日生まれ、東京都出身。法政大学第一高校、法政大学を経て、68年にドラフト1位で阪神タイガース入団。79年、西武ライオンズに移籍し、84年に現役引退。新人王、本塁打王1回、ベストナイン5回、ダイヤモンドグラブ賞2回。2002~03年に阪神の打撃コーチに就任し、03年のリーグ優勝に貢献
江本孟紀[エモトタケノリ]
1947年7月22日生まれ、高知県出身。高知商業高校、法政大学、熊谷組を経て、71年にドラフト外で東映フライヤーズ入団。南海移籍の72年に自身初の2桁勝利を挙げると、以降は76年の阪神移籍後も含め8年連続2桁勝利。通算113勝126敗19セーブ、防御率3.52。現役引退後は参議院議員、辛口の野球評論家として活躍
掛布雅之[カケフマサユキ]
1955年5月9日生まれ、千葉県出身。習志野高校を経て、73年にドラフト6位で阪神タイガース入団。79、82、84年本塁打王、82年打点王、オールスターゲーム10度出場。通算成績は1625試合出場で打率.292、349本塁打、1019打点。2013年オフから阪神球団の現場要職を務め、現在は野球解説者として活躍
金村曉[カネムラサトル]
1976年4月19日生まれ、宮城県出身。仙台育英高校では高3夏の甲子園8強。94年にドラフト1位で日本ハムファイターズ入団。98年最優秀防御率。2008年に阪神へ移籍。10年に現役引退。通算271試合登板89勝81敗2セーブ1ホールドポイント、防御率3.89。16~22年阪神投手コーチ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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