宝島社文庫<br> 異世界居酒屋「げん」

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宝島社文庫
異世界居酒屋「げん」

  • 蝉川 夏哉【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784299048325
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

累計500万部を突破した大人気シリーズ『異世界居酒屋「のぶ」』の公式スピンアウト『異世界居酒屋「げん」』の小説版の文庫化です。
関東某所で店を開いていた居酒屋「げん」は、ある日突然、店の出入り口が異世界と繋がってしまった。一時は店を閉めようとしていた店主の葦村草平だったが、娘のひなたと、その恋人である榊原正太郎と共に、異世界で店を続けることを決める。異世界の人々は美食家が多いが、ハンバーグや肉じゃが、カレーうどんなど、初めて味わう料理に魅了されていく。酒と料理が縁を繋ぎ、集まる人々の物語を紡いでいく、異世界グルメファンタジー! 待望の文庫化です。さらに文庫版特典として、「げん」のキャラクターが「のぶ」のキャラクターたちと邂逅する書き下ろし短編も収録。

※本書は2022年4月に刊行した単行本『小説 異世界居酒屋「げん」』を文庫化したものです。

内容説明

東京某所にある居酒屋「げん」は、葦村草平が切り盛りしてきた。草平が閉店を考えていた矢先、突然店の出入り口が異世界の王都ラ・パリシィアに繋がってしまう。不思議なお客を受け入れながら、心変わりした草平は店を続けていくことを決める。娘のひなたや、その恋人の正太郎も加わり、居酒屋「げん」の営業が始まる。様々な事情を抱えた人々が居酒屋料理に癒やされていく、新たなグルメファンタジー開幕!

著者等紹介

蝉川夏哉[セミカワナツヤ]
1983年生まれ、大阪府出身。2012年に小説家デビュー。2014年に『異世界居酒屋「のぶ」』が第2回「なろうコン大賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

26
ある日突然、関東某所にあった店の出入口が異世界と繋がってしまった居酒屋「げん」。異世界の美食家たちが初めて味わう店の料理に魅了されていく物語。一時は店を閉めようとしていたものの、娘のひなたとその恋人である榊原正太郎と一緒に、異世界で店を開く決意する店主の葦村草平。悩み事があったり、美味しいものを食べたくて訪れる客に振る舞われるハンバーグや肉じゃが、手作りパンといった料理はなかなかに美味しそうで、草平たちが生み出す料理がみんなを幸せにしてくれる、本当に大切なものは何かを見失わない素敵な物語になっていました。2023/10/05

陽ちゃん

10
気にはなりつつ「のぶ」は読んでいないのですが、違和感なく読めました。出てくる料理が庶民的で気兼ねなく食べられそう。訪れるお客さんが常連になってしまうのも分かります。正太郎を含め葦村家の人たちと「げん」のこれからを楽しみにしています。2023/11/11

りんりん

7
「のぶ」のスピンオフシリーズの漫画が出ているのは知っていたけど、ついに小説も。店主の草平は店を閉めようと思っていたが、突然異世界につながり、面白そうなので続けることに。娘の婚約者・正太郎も加わり、異世界の人々にハンバーグや肉じゃが、カレーうどんなどを出していく。のぶよりは、まったりとした感じかな。2023/10/29

栗山いなり

5
突然異世界と繋がってしまった居酒屋を中心に話が展開されるファンタジー×グルメ小説。これ宝島社名物ショートショート集に近い構成になってたのに驚いた。つまんないわけではなかったけどね2023/11/12

あずとも

5
「のぶ」よりハンバーグや肉じゃが等庶民的なものから何でもありな感じの大衆居酒屋といった感じ。だけと悩みがあったり美味しい物を求めている異世界の人々が初めて食べる店の料理に魅了されていく様子は同じ。そしてどの料理も美味しそう。2023/10/14

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