宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ<br> 看守の信念

個数:
電子版価格
¥880
  • 電子版あり

宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ
看守の信念

  • ウェブストアに54冊在庫がございます。(2025年09月03日 11時19分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784299047298
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

シリーズ累計12万部突破
人生が交差する驚愕の傑作・刑務所ミステリー

ミステリー的な息詰まる葛藤劇が並ぶが、その一方で、心温まる着地があり、感涙にむせぶ人生賛歌もある。読者は体を熱くして読み進めることになるだろう。
池上冬樹(文芸評論家)
河北新報 ほか/時事通信 2022・3・8配信

骨太にして珠玉。前作を超えるサプライズと感動を、たっぷり味わっていただきたい。
大矢博子(書評家)

(あらすじ)
釈放前の更生プログラムに参加した模範囚が、外出先で姿を消した。発見されるまでの「空白の30分」でいったい何が起きたのか(「しゃくぜん」)。刑務所内で行なわれた運動会の翌日、集団食中毒が発生。これは故意の犯行なのか。炊事係の受刑者が容疑者に浮上するが……(「甘シャリ」)。自身の信念を問われるような事件の数々に奔走する刑務官たち。一方そのような中、敏腕刑務官・火石には不審な動きが――。

【著者について】
城山真一
1972年、石川県生まれ。金沢大学法学部卒業。『ブラック・ヴィーナス 投資の女神』で第14回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞。他の著書に『仕掛ける』『看守の流儀』(以上、宝島社)、『相続レストラン』(KADOKAWA)、『ダブルバインド』(双葉社)など。

内容説明

釈放前の更生プログラムに参加した模範囚が、外出先で姿を消した。発見されるまでの「空白の30分」でいったい何が起きたのか(「しゃくぜん」)。刑務所内で行なわれた運動会の翌日、集団食中毒が発生。これは故意の犯行なのか。炊事係の受刑者が容疑者に浮上するが…(「甘シャリ」)。自身の信念を問われるような事件の数々に奔走する刑務官たち。一方そのような中、敏腕刑務官・火石には不審な動きが―。

著者等紹介

城山真一[シロヤマシンイチ]
1972年、石川県生まれ。金沢大学法学部卒業。『ブラック・ヴィーナス 投資の女神』で第14回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

となりのトウシロウ

101
『看守の流儀』続編。前作同様、加賀刑務所が舞台です。受刑者が引き起こす事件や元受刑者のお話に加え、刑務所職員やその家族など様々な人々の思惑が入り混じる人間ドラマが展開します。そして今作でも刑務官の火石が活躍します。第4話『がて』は涙を誘う良い話も。ところが、最終第5話の終盤のたった一文で全体がガラッと変わる!えっ、何?どういうこと!?前作の全編を貫く大きなどんでん返しが鮮やかで、その期待で上がりきったハードルを軽々と超えてきました!これは凄い!!未読の方は前作から読むことを強くお勧めします。2025/04/27

★Masako★

70
★★★★✮ 前作の内容はうろ覚えだが、あの衝撃のラストは忘れられない。そして今作、またしてもラストにやられた!こんな衝撃が待ち受けていたとは💦前作同様、連作形式で受刑者と刑務官たちの思いや葛藤を描き、問題解決に火石指導官が敏腕さを発揮するという流れは同じ。特に印象に残ったのは、相手を思う気持ちに胸が熱くなる「がて」と重く辛い最終話の「チンコロ」…からのエピローグ!看守の信念、そして火石の信念。構成の上手さ、前作と同じ位の衝撃を味わえた。皆さんのおっしゃるように、ぜひ前作『看守の流儀』から読んで欲しい! 2023/12/05

セシルの夕陽

63
【看守の流儀】の第二弾。びっくり仰天😵 【流儀】に充分驚かされていたので、もうびっくり系ではないと思って読んでいたら…。舞台は加賀刑務所の5話連作短篇集。章題は刑務所の隠語で構成されている。1話ずつもしっかりミステリー仕立てになっている。さらに、この先も縁がないと信じたい刑務所内の話や、犯罪者たちがシャバに出てからの更生の難しさ、それぞれの事情なども興味深い。特に『がて』(手紙のこと)は、泣けた。あー、面白い読書時間だった! 絶対に【流儀】→【信念】の順番で読まないと😄2024/09/11

小説を最初に書いた人にありがとう

63
前作、短編でありながら連作で物語が紡がれ、感動させられ、最後には驚かされた。「胸が熱くなる刑務所ミステリー」という帯のコピーは本当だった。今作も金沢刑務所で起こる事件を刑務官の火石が解決へ結びつける。またもや感動で涙腺が緩むこと数回。前作の驚きポイントに触れずに進み頭の片隅に引っかかりながら、最後にそう来たか!と、またもや前作を超える驚きと感動をもらえて読んでよかったと思いつつ読了。この作家さん、天才だ。2023/12/10

はつばあば

59
なんと!思い込みの激しい私にはいい勉強になりました。刑務所には受刑者だけではなく、看守さん達も人の親であり家庭もある。上昇志向のある人もいるだろうし、ミスを突っつく上司もいるだろう。公務員だからって仕事の割には給料も、ある程度年齢がこなくては上がらないし、査定なるものもある。刑務所用語?も赤犬のみわかっただけで後の言葉はへぇー。一番びっくりしたのはいつの間にか時代が変わっていたことに気づかなかった事。現実の各刑務所に火石さんのような人がいたら・・。この本を読んで志願する人が増えたらいいね2024/08/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21567623
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品