出版社内容情報
「日本書紀」から「日本三代実録」まで、奈良・平安時代に六つの勅撰史書が編集されました。
これら「六国史」は天地開闢から平安中期まで、国家の動向を連続して記録した古代史の根本史料ですが、
本誌は「皇族や豪族の同意があった崇峻天皇暗殺」「平城上皇の暴走だった薬子の変」など、正史の裏に秘められた政治闘争の真実に迫ります。
歴史作家・関裕二氏の書き下ろしを収録。
【監修】
瀧音能之(たきおと・よしゆき)
1953年生まれ。駒澤大学文学部歴史学科教授。著書・監修書に『出雲古代史論攷』(岩田書院)、『図説 出雲の神々と古代日本の謎』(青春出版社)、『古代史再検証 蘇我氏とは何か』『日本の古代史 飛鳥の謎を旅する』『完全図解 日本の古代史』『日本の古代史 ヤマト王権』『日本古代史の謎』『最新学説で読み解く日本の古代史』(すべて宝島社)などがある。