出版社内容情報
『歎異抄』にはなぜその言葉が使われているのか、深い意味をもっと知りたくなる日本語がたくさんちりばめられています。例えば「不思議」「摂取不捨」「往生」「極楽」「地獄」「業」「悪人正因」など。このような言葉の意味・語源を、日本語のスペシャリストの山口謠司先生に解説していただくことで「そういうことだったのか!」とすぐにわかる本です。『歎異抄』を原文と現代語訳を対比させて掲載、各所に解説入り。1日4ページ、3分の読書を続けることで、『歎異抄』の全体を読み通せます。ビギナーにも読みやすい作りです。
内容説明
不安、怒り、恐れ、妬みが消えて、心を穏やかにする「他力本願」の教え。地獄こそが人間の行き先?悪人こそが救われる?何が善で、何が悪なのか?自分が救われるためには何をすればよいのか?
目次
第1章 地獄こそが人間の行き先?
第2章 悪人こそが救われる!?
第3章 念仏を唱えるだけでよい?
第4章 親鸞の弟子の嘆き
第5章 念仏だけでは罪は消えない
第6章 この世で悟ることは不可能!?
第7章 何が善で何が悪かはわからない
著者等紹介
山口謠司[ヤマグチヨウジ]
1963年、長崎県佐世保市生まれ。大東文化大学大学院、フランス国立社会科学高等研究院大学院に学ぶ。現在、大東文化大学文学部教授。専門は書誌学、音韻学、文献学。主な著書に『日本語を作った男上田万年とその時代』(集英社インターナショナル、第29回和辻哲郎文化賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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