宝島社文庫<br> 京都家守夫婦の白い契り―雪割家の花嫁

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宝島社文庫
京都家守夫婦の白い契り―雪割家の花嫁

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784299041845
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

エブリスタ×宝島社『この文庫がすごい!』大賞受賞作(応募総数1874作品)!
僕の結婚相手は、4回目の結婚に心を閉ざした花嫁だった――。優れた方術士を輩出する京都の名家で元次期当主だった鈴夏文人と、海外との貿易も盛んな大阪の豪商の令嬢・雪割一華の結婚は、出会いから衝撃的で!? 政略結婚とはいえ夫婦になったからにはと歩み寄ろうとする文人に対し、夫婦関係を拒絶し両家にとって円滑で具体的な離縁まで勧めてくる一華。かつて一族の期待を背負った聡明な令嬢だった一華は、ある事件を境に公の場に出てこなくなったという。ぎこちない夫婦生活の中で少しずつ一華を知るほど、文人は彼女の抱える秘密を共有したいと願うようになっていくが、彼自身も人には言えない秘密を抱えていて――。 『家』に縛られ、秘密を抱えていた二人が紡ぐ婚姻譚が始まります。

内容説明

方術師の名家の次期当主だった鈴夏文人と、貿易で財を築いた商豪の令嬢雪割一華の華々しき結婚。それは花嫁にとって、望まない四度目の結婚で…。かつて一族の期待を背負った才女には、ある事故を境に公の場から姿を消した過去があった。ぎこちない夫婦生活のなかで、文人は彼女の抱える秘密を共に背負いたいと願うようになるが、それは雪割家の禁忌に触れることでもあった―。“愛”が試される、とある夫婦の婚姻譚。宝島社×エブリスタ『この文庫がすごい!』大賞受賞作。

著者等紹介

雪中松柏[ユキナカショウハク]
京都府出身。博物館に勤務。「エブリスタ」で開催された『この文庫がすごい!』大賞を受賞し、本作でデビュー(受賞時タイトル『家物騙』)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

50
『~花嫁』というより『~花婿』というべき物語かも。3回離婚した雪割家の娘・一華の4番目の婿になった文人が一華の謎を知ろうとして振り回される一種の純愛物語。2023/04/20

よっち

36
優れた方術士を輩出する京都の名家で元次期当主だった鈴夏文人と、海外との貿易も盛んな大阪の豪商の令嬢・雪割一華の結婚。 『家』に縛られ、秘密を抱えていた二人が紡ぐ婚姻譚。政略結婚とはいえ夫婦として歩み寄ろうとする文人に対し、今回が四回目の結婚で夫婦関係を拒絶して離縁まで勧めてくる一華の出会い。ぎこちない夫婦生活の中で少しずつ一華を知り、彼女が抱える複雑な事情を共有したい文人。彼自身もまた秘密を抱えていて、究極の選択を突きつけられながら、それでも献身的な文人の想いが一華を変えてゆく展開はなかなか良かったです。2023/05/09

葵@晴読雨読

23
表紙&あらすじを読んで購入した本。とても読みやすい文書で面白かった。2023/04/22

にゃうぴょん

11
面白かったです。方術師の名家の次期当主文人と四度目の結婚となる豪商の令嬢一華の結婚から始まるお話です。それぞれが秘密を抱えていてお互いへの思いやりがすれちがいながらも関係が変化していのがい良かったです。まだ解決はしていないので是非続きを読みたいです。2023/12/21

色素薄い系

7
続きが出る前提の終わりな気がしたけど出るのだろうか…?サブタイが花嫁だけど視点は婿だから合ってます?みたいな状態だったし。まぁ一華と文人の関係が少しずつ変わっていくのは良かったと思う。お互いがお互いに隠してる秘密が物語を単調にさせない要素だったと思うし。2023/08/13

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