宝島社新書<br> 機嫌がいい人ほど人生はうまくいく

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宝島社新書
機嫌がいい人ほど人生はうまくいく

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  • サイズ 新書判/ページ数 185p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784299040800
  • NDC分類 141.6
  • Cコード C0211

出版社内容情報

ベストセラー『80歳の壁』の和田秀樹氏による「不機嫌のトリセツ」。社会保障も年金もあてにできない老後を生き抜くために最も重要な能力は「人から嫌われない」こと。助けてくれる友人、家族、知人の存在こそが最大のセーフティネット、生きるよすがとなる。私たちの老後の暮らしの質を左右するのは「不機嫌という病」の克服。これこそが、最も優先度の高い「老後の備え」「最強の貯蓄」だ。

内容説明

1匹の妖怪が日本を徘徊している。不機嫌という名の妖怪が―。電車の中で咳き込めば苛立ちの視線の嵐。SNSは批判とマウントの格闘場。「地獄とは他人のこと」と言ったのはサルトルだが、まさに「他人」は地獄、日本社会は地獄だらけといった様相だ。しかし、私たちは「地獄」だからといって「他人」との関係を断絶して生きることはできない。人口減少、賃金停滞、年金崩壊…日本が地盤沈下していく今、むしろ周囲の人とのつながりこそ最重要な「資本」になる。和田秀樹的「シン・幸福論」!

目次

第1章 不機嫌の正体(大きな正義を振りかざす人で溢れている;不機嫌な人は二分割思考にとらわれている ほか)
第2章 不機嫌な人の行動パターン(同調することで共同体から弾かれまいとする;なぜマスクを外せないのか ほか)
第3章 不機嫌を生む日本社会の病理(他者への共感には健全な自己愛が不可欠;子どもへの愛ではなく自己愛ゆえに暴走する親たち ほか)
第4章 不機嫌との付き合い方(不機嫌な気持ちは放っておく;感情を発散させるのに有効な「鍵アカウント」活用法 ほか)
第5章 機嫌がいい人ほど人生はうまくいく(人生の幸せを左右するのはお金よりもソーシャルキャピタル;機嫌のよさとソーシャルキャピタルの豊かさは比例関係 ほか)

著者等紹介

和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年、大阪府生まれ。精神科医。ルネクリニック東京院院長。東京大学医学部卒業後、東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、浴風会病院精神科医師を経て現職。高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたって高齢者医療の現場に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひらちゃん

60
確かに正義を振りかざしてる人は不機嫌な人が多いよね。「正義の反対は適当」ちょっと気が抜けちゃうような答えだけど的を得ている。そりゃそうだ、みんな違うんだから。自分も他人も誰かが絶対正しいわけじゃない。ほんの少しの気の持ちようで機嫌よく暮らせたらいいよね。2023/06/03

テツ

21
ぼく自身は(アホなので)わりと常にうっすらと機嫌の良いタイプなのだけれど、自分の不機嫌さなんていう自分自身が何とかするべき問題を外部に向けてアピールしてしまう方々って本当に多いよな。大体の物事なんて基本的にはどうだっていいことなのに、自らの物差しから少しでも逸脱したら許すことも無視することもできずにイライラカリカリしてしまうメンタルを何とかしなければ幸福になんてなれる筈がない。絶対の正しさなんてないんだということを肝に銘じて、良い意味の適当さを育んでいかないとなあ。自分にも他人にも甘く。大切なこと。2023/06/21

門哉 彗遙

5
「正義の反対は適当」「正義の反対は高田純次」「他人の長所と短所を決めつけない」「絶対的な味方を見つける」「泣きつけることができる人を見つける」「人間ブレて当たり前」「やらないよりはやる」「笑顔」「機嫌の良さとソーシャルキャピタルの豊かさは比例」「他者とのつながりの力が暮らしの幸せ度を左右する」「人生の幸せを左右するのはお金よりもソーシャルキャピタル」「自分に甘く、他者にも甘く生きる」「自分も他者も正しくない」「不機嫌な気持ちは放っておく」2023/04/23

TT

3
精神科医の和田秀樹先生の本は読みやすい。 頭良い人だわ〜って敬う。 自分にも他人にも甘くいく。 三大欲求をまずは満たして満たしていこう!2024/08/19

ちい

3
結局、人は一人では生きていけない。 機嫌を悪くしていると、どんどん人が離れていくよ、だからご機嫌で行こう、という話だが、本文では、やや脱線が多かった(そこにまで結びつける?という話が多かった)。 共同体の中でうまく馴染んで、大小はあれど、相互扶助という恩恵が受けられる環境にいた方がうまくいくという話。 個人的に一番心に留めておきたいと思ったのは、p180以降の部分。『基本的には人を否定しない。(続く)2023/09/10

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