出版社内容情報
2023年の春スタートのNHK朝の連続テレビ小説『らんまん』のモデル・牧野富太郎とその妻・寿衛の人生を、実際のエピソードと二人の言葉・写真でたどる一冊。
牧野富太郎は50万点もの標本や観察記録を残し、「日本の植物学の父」といわれた植物学者で、昭和天皇に植物学をご進講し、彼の「雑草という名の草はない」という言葉を昭和天皇が引用されたことでも知られています。また新発見の笹の名前に「スエコザサ」と妻・寿衛(子)の名をつけたほどの愛妻家であったことも知られています。そんな二人の人生を牧野氏のひ孫で練馬の牧野記念庭園の学芸員である牧野一?氏の監修でたどる、ドラマをより深く楽しめる一冊です。
内容説明
NHK朝ドラ『らんまん』をもっと楽しむ!『らんまん』のモデル日本の植物分類学の父牧野富太郎と妻・寿衛の波乱の一生!曾孫・一〓氏が語る牧野富太郎と妻の人生。
目次
第1章 高知の山野に親しむ(私は草木の精かもしれん;高知での貴重な出会い ほか)
第2章 世界的発見の数々(菓子屋の娘・寿衛と結婚;『日本植物志図篇』を刊行 ほか)
第3章 貧困の中でも研究にのめり込む(富太郎と寿衛、子宝に恵まれる;郷里高知の啓蒙活動にいそしむ ほか)
第4章 東大を辞し自由に研究を続ける(名著『牧野日本植物図鑑』の誕生;富太郎と満州のサクラ ほか)
著者等紹介
四條たか子[シジョウタカコ]
山梨県生まれ。武蔵大学大学院人文科学研究科修士課程修了。学芸員資格取得(美術)。競馬週刊誌、骨董店勤務、歴史小説家アシスタント等を経てフリーライター。歴史、伝統工芸・芸能、競馬、人物史、企業活動などに関する取材・執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tamami
くりちゃん
QP
あおい
lovejoy