出版社内容情報
動乱の戦国時代を勝ち抜き、天下を握った武将たち。歴史上、天下統一を初めて見据えて戦を行った織田信長、信長の後を継いで天下人として統一政権を作った豊臣秀吉、秀吉亡き後、戦国の世を終わらせ太平の世を築いた徳川家康。著者の本郷氏が語る、信長=天才、秀吉=アイディアマン、家康=普通の人といった三者三様の天下人像を描き出すと同時に、「天下」とは何か、ひいては「日本」という「国のかたち」を考える位一冊です。
内容説明
動乱の戦国時代を勝ち抜き、天下を握った武将たち。日本史上、初めて天下を見据えて戦を行った織田信長。信長の後を継いで天下人として統一政権を作った豊臣秀吉。秀吉亡き後、戦国の世を終わらせ太平の世を築いた徳川家康。人気の歴史学者が「信長=天才」「秀吉=アイデアマン」「家康=普通の人」といった三者三様の天下人像を描き出すと同時に、「天下」とは何か、ひいては「日本」という「国のかたち」を考える。
目次
第1章 天下とは何か(「天下」は「日本全国」か、それとも「京都」か?;「天下」という言葉の意味と使われ方;「天下布武」を掲げる織田信長の軍事行動;天下人・織田信長の思惑)
第2章 天才・織田信長(本拠地にこだわらない稀有な戦国大名;「職の体系」から「一職支配」へ;「天下布武」「麒麟」「岐阜」というキーワード;織田信長の経済力と軍事力;織田信長は発想の天才)
第3章 アイデアマン・豊臣秀吉(中国大返しを可能にした秀吉の行軍;戦いを変えた秀吉の野戦築城;信長のカリスマ統治から秀吉の天下統一へ;太閤検地と刀狩りが作った新時代;豊臣秀吉。晩年の謎;秀吉はなぜ家康を殺さなかったのか)
第4章 普通の人・徳川家康(徳川家康の半生;織田信長に尽くし続けた家康;織田信長の死後の家康;豊臣秀吉の死後の家康;なぜ江戸を本拠としたのか;家康;が確立した統治システム;晩年の徳川家康)
第5章 天下人とは何か(信長・秀吉・家康、三者三様の天下人;日本をひとつにしようとした者たち)
著者等紹介
本郷和人[ホンゴウカズト]
1960年、東京都生まれ。東京大学史料編纂所教授。東京大学・同大学院で石井進氏、五味文彦氏に師事し日本中世史を学ぶ。史料編纂所で『大日本史料』第五編の編纂を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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