出版社内容情報
「忍従」「冷酷」「策士・狡猾」といった「神君」のイメージで語られることが多い歴史上の人物、徳川家康。こうしたイメージは本当のものだったのか。徳川家康の生涯を決めた出来事は大きく分けると7つあります。ひとつひとつ丹念に拾い、改めてビジュアルや史料を含めて見ていくことで、その虚実を明らかにします。2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』の時代考証を担当している小和田哲男先生監修の一冊です。
内容説明
戦国時代。小国の人質の少年は、信長、信玄といった「化け物」のような武将が跋扈する時代で、その頭脳と強運、忠臣たちの支えを武器に、「天下人」、そして「神」へと祭り上げられていく。2023年NHK大河ドラマ『どうする家康』を10倍面白く見るための「家康大全」がここに!
目次
第1章 家康の生涯を決めた7つの出来事(桶狭間の合戦;織田信長との盟約 ほか)
第2章 家康・忍従の前半生(人質時代“1547年~”;初陣“1558年” ほか)
第3章 家康、天下取りへの道のり(秀吉の台頭“1582年~”;賎ヶ岳の戦い“1583年” ほか)
第4章 家康の性格を形成した人と城(家康家臣団の特徴;家康と城)
著者等紹介
小和田泰経[オワダヤスツネ]
1972年東京都生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程後期退学。専攻は日本中世史・対外関係史
小和田哲男[オワダテツオ]
1944年静岡県静岡市生まれ。1972年早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。2009年静岡大学を定年退職。静岡大学名誉教授。研究分野は日本中世史(特に戦国時代史)。2023年NHK大河ドラマ『どうする家康』で時代考証を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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