ストロベリー戦争 弁理士・大鳳未来

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ストロベリー戦争 弁理士・大鳳未来

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  • サイズ 46判/ページ数 261p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784299033895
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「いちごの名前が盗まれた!
生み出す者、守る者、奪う者。
三者三様の熱き戦いに涙。」--永沼よう子(弁理士)

第20回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作家、受賞後第一作は「いちごの名前」が題材です!
特許権を盾に企業から巨額の賠償金をふんだくっていた凄腕の女性弁理士・大鳳未来。今は「特許権などの侵害を警告された企業を守る」ことを専門に東奔西走している。
宮城県の久郷いちご園では、久郷出身の大学研究員・初田優希が、新品種“絆姫(きずなひめ)”の開発に成功。さらに世界的なパティスリー「カリス」に気に入られ、クリスマスケーキに使用されることになった。しかし出荷前日、大手商社の田中山物産より「『絆姫』という名称は当社が持つ商標権を侵害している」との警告書が届いたのだ。カリスからは、名称変更せずに速やかに解決すること。もしくは全被害額を支払うよう宣告される。いったいどの段階で名称が漏れたのか--。
分が悪すぎる状況のなか、クリスマスは刻々と迫り、大量のいちごは出荷できない--。
追い詰められた未来は驚天動地の勝負に出る!

内容説明

特許権を盾に企業から巨額の賠償金をふんだくっていた凄腕の女性弁理士・大鳳未来。今は「特許権などの侵害を警告された企業を守る」ことを専門に東奔西走している。宮城県の久郷いちご園では、久郷出身の大学研究員・初田優希が、新品種“絆姫”の開発に成功。さらに世界的なパティスリー「カリス」に気に入られ、クリスマスケーキに使用されることになった。しかし初出荷前日、大手商社の田中山物産より「『絆姫』という名称は当社が持つ商標権を侵害している」との警告書が届いたのだ。カリスからは、名称変更せずに速やかに解決すること、もしくは全被害額を支払うよう宣告される。いったいどの段階で名称が漏れたのか―。分が悪すぎる状況のなか、クリスマスは刻々と迫り、大量のいちごは出荷できない―。追い詰められた未来は驚天動地の勝負に出る!

著者等紹介

南原詠[ナンバラエイ]
1980年生まれ、東京都目黒区出身。東京工業大学大学院修士課程修了。元エンジニア。現在は企業内弁理士として勤務。第20回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、『特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来』で2022年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

100
弁理士・大鳳未来(おおとりみらい)②ミスルトウ特許法律事務所は依頼人を選ばず、迅速に対応し、もし依頼人に損害が出た場合はその損失を補填する。凄腕弁理士の未来は侵害警告書対応の依頼を受ける。震災復興中の久郷町で栽培に成功し売り出す予定のイチゴ[絆姫]が商標登録権侵害で売れない状況に陥った。大手商社の田中山物産に、先に[絆姫]を商標登録されてしまった。罠は5年も前から張られていた。法律的に絶体絶命の不利な案件で、さらに依頼者も急死してしまう。しかし未来は諦めない▽痛快大団円、スカッとしました。2023/03/14

美紀ちゃん

97
いちごの美味しさの表現がハンパない!美味しそうすぎる。食べたくなる。「絆姫」という名前をめぐる騒動。日本の農家は品種を作るので手いっぱい。ブランドの管理や保護にまで手が回っていない。田中山に先取りされて久郷村は困っている。田中山から権利行使を損害なしで解決し久郷いちご園による商品イチゴについての商標「絆姫」の自由使用を確保したい。解決方法は目から鱗。未来さんの最後の捨て台詞がとてもカッコいい!「誠実で地道なイチゴ作りにより信用の雫が結晶となり輝くんです」そして優希のお手紙が泣ける。読後爽快。一気読み。2022/09/30

sei

86
企業の知財部員として書店で目に留まり、勢いで購入。痛快な展開の中にも商標法の趣旨や問題点が丁寧に描かれていて、とても面白い。私も法の穴をすり抜ける輩を成敗できる人になりたいが、未来先生のアイデアには辿り着けなかったので、もっと商標勉強しないとな。なお、前作は『このミステリーがすごい!』大賞の受賞作で、特許が主題であるとのこと。こちらも是非読んでみたい。2023/11/24

りゅう☆

82
みんなの努力の結晶、イチゴ「絆姫」の出荷前日、大手商社田中山物産から商標権侵害の警告が届いた。久郷いちご園から相談依頼された弁理士大鳳未来。パティスリーカリスのクリスマスケーキに絆姫のイチゴを使うから名称は変えれない。でもその名称を使うと損害賠償が生じる。田中山物産の長期計画の思惑が腹立たしい。ビジネスといえばそれまでだが、なにも田舎の農園にこんな非情なことを。勝負に勝てるのか?ただ一生懸命作っただけなのに。たかがイチゴ、されどイチゴだからこその結末。未来は勝利を掴むのか?絆姫イチゴケーキ食べてみたいな。2022/11/26

fuku3

82
2022.11.21読了。シリーズ第2弾。今回は単純明快なお話でとても分かり易く面白かった!ある地域で苺の新種(変種)を作り売り出そうとしたが大手商社が待ったを掛けた!その苺の名前は既にウチが登録商標してますよ!それを売るなら損害賠償が発生しますよ!それを聞いた大鳳未来弁理士は何とか回避しようと色々と手を尽くす…。大手商社のやり口はまるで泥棒猫丸出し!何でもかんでも商標登録をしてしまえ!商法を改正して多少はよくなった様だが!これでは本当に必要な人に渡らない!実績に応じて商標登録を与えるのはどうなの⁉︎2022/11/21

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