宝島社新書<br> バカの災厄―頭が悪いとはどういうことか

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宝島社新書
バカの災厄―頭が悪いとはどういうことか

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784299032959
  • NDC分類 304
  • Cコード C0295

出版社内容情報

迷惑なバカはなぜ増えたのか?

ネット炎上やあおり運転、陰謀論の流布など、「バカ」が引き起こすトラブルは絶えない。
生物学者・池田清彦氏が本書で「バカ」とするのは「概念が孕む正しい同一性はひとつしかない」と思い込む人のこと。
視野狭窄で他人の意見に耳を貸さない彼らは、自らの信じる「正義」や「真実」を周囲にも押しつけようとし、それを受け入れない相手を「敵」認定し攻撃する。
しかし、こうした「バカ」化は、進化を遂げた人類にとって、一種の宿命でもあった――。
暴走を続ける「バカ」につけるクスリはあるのか?

内容説明

ネット炎上やあおり運転、陰謀論の流布やロシア叩きなど、「バカ」が引き起こすトラブルは絶えることがない。本書が「バカ」とするのは「概念が孕む同一性はひとつしかない」と思い込む人のこと。視野狭窄で他人の意見に耳を貸さない彼らは、自らの信じる「正義」や「真実」を周囲にも押しつけようとし、それを受け入れない相手を「敵」認定し攻撃する。しかし、こうした「バカ」化は、進化を遂げた人類にとって、一種の宿命でもあった―。暴走を続ける「バカ」につけるクスリはあるのか?

目次

第1章 バカとは何か(人間はどうしてバカになるのか;犬よりもバカなのは人間? ほか)
第2章 ますますバカになる日本人(プーチンのウクライナ侵攻でバカが大量発生中;ロシアを罵倒するのは「気持ちがいいから」 ほか)
第3章 バカを量産する日本の教育(小学校から始まるバカ化教育;画一的な教育が自分の頭で考えない国民をつくる ほか)
第4章 バカにつけるクスリ(「バカの災厄」から身を守るには;古今東西の賢い人が用いてきたバカ対策 ほか)

著者等紹介

池田清彦[イケダキヨヒコ]
1947年、東京都生まれ。生物学者。東京教育大学理学部生物学科卒業、東京都立大学大学院理学研究科博士課程生物学専攻単位取得満期退学、理学博士。山梨大学教育人間科学部教授、早稲田大学国際教養学部教授を経て、山梨大学名誉教授、早稲田大学名誉教授、TAKAO 599 MUSEUM名誉館長。カミキリムシの収集家としても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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しげ

67
「概念を孕む同一性は一意ではない」本書の一節です。先日終了した広島サミットの事を思い出し、各首脳も核廃絶を訴える人も一般の誰しもが、核など無い世界が良いのは一意と思う。その為には何を変え無ければならないか?平和や不平等、格差の為には何をして行かなけれならないか?各々が考える事と行動する事が大切と感じる。2023/05/28

Roko

34
この本の中に「バカ」という言葉は何回出てくるのだろう?どうしてそんなに連呼するのだろう?と思いながら本を読み進めていくうちに、池田さんが言いたいことが段々わかってきた。世の中には信じられないくらい大勢の「バカ」がいる。なぜなら、その方が都合がいい人がいるからなのだ。2023/06/10

tetsu

19
★4 池田清彦の新刊だったので読んでみました。 混沌とした世界で価値観が多様化するなか、単に自分と異なる考え方の他人を否定するのではなく、一旦受け入れる心の広さを持ちたいものである。やはりそのためには教養が必要なのでしょう。2022/09/06

テツ

15
真の意味で多様性を尊べない。自らの内側の正しさを世界中全ての他者と共有できないと不安で仕方なく、その不安さに耐えることができないような人間。なるほど。バカだな。正しさというものは自らを律するための指針にはなるだろうけれど、そこにそれ以上の価値は見出せないし、ましてやそんな絶対的な正解などありえないシロモノを万人に押しつけ強制しようとなどと考えてはならない。自分自身を賢い人間だとは全く思えないけれど、そうしたバカさにだけは陥らないように気をつけて生きていたい。2023/02/28

nagata

13
養老氏、池田氏に「バカ」とそろえば、中身は想像がつくのだが、やはり思わず手にしてしまう。「概念が孕む同一性は一意に決まる」なんて、いきなり定義から入られたが、読み進めるうちにその中身はボチボチわかってくるしくみ。そして、頭の中のことだけに話は小中高、大学教育にも及ぶ。 多様性を生み出すことが基本解というのはその通り。1つだけ、世の中の仕組みを切り替えていくためには選挙に行くしかない、とのことだが、そもそも代議制で仕切られる仕組み自体に委ねることができるのかが疑問。2024/01/23

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