出版社内容情報
イラストでわかりやすくサクッと学べる、累計150万部突破の大人気シリーズ「見るだけノート」。
今回のテーマは「日本の地形」。頼朝が鎌倉に幕府を開いた秘密、なぜ家康は関ヶ原合戦後、すぐ江戸に戻った?、信長はなぜ安土を選んだ?、瀬戸内海をナウマンゾウが歩いていた!? 名古屋は海抜0m!? など、日本の地形と歴史の関係を豊富なイラストとともにわかりやすく紹介!
Chapter 1 都市と地形の歴史
Chapter 2 地形の日本史
Chapter 3 日本列島の仕組み
Chapter 4 地図帳の楽しみ方
Chapter 5 高低差でわかる日本の地形
Chapter 6 地図で見る街の発展
内容説明
日本の地形と歴史の関係を豊富な実例とともに紹介!
目次
1 都市と地形の歴史
2 地形の日本史
3 日本列島の仕組み
4 地図帳の楽しみ方
5 高低差でわかる日本の地形
6 地図で見る街の発展
著者等紹介
竹村公太郎[タケムラコウタロウ]
元国土交通省河川局長、日本水フォーラム代表理事。1970年東北大学大学院土木工学修士課程修了。同年、建設省(現・国土交通省)入省。中部地方建設局河川部長、近畿地方建設局長を歴任し、2002年に国土交通省河川局長を最後に退官。2004年リバーフロント整備センター(現・リバーフロント研究所)理事長。2014年同研究参与。2006年日本水フォーラム代表理事・事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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アナクマ
25
大阪の緑の少なさ。近世から商人によって統治された「権力者が不在の」庶民の街だから。静岡と家康。東西南北、峠や海に囲まれた東海道中央の要害・要衝。わずか130年前に起きた磐梯山の噴火と流れ山など。「人々は地形の影響を受けながら暮らしてきたのですから、日々の暮らしの積み重ねでもある歴史も当然ながら地形の影響を受けていました」◉良い企画だけに残念なのは〈見るだけ〉の図解部分。過去/現在の両図が比較になってる?とか「戦前の日本は広かった」図が四隅の部分図だったり。悪い方のシンプル。本質を簡単に伝えるって難しい。2025/01/25
くらーく
4
そうだね、教養は高まるかも。話のネタが増えるよね。地理と歴史(ちょっと経済も絡むかな)がほどよくブレンドされていて、どちらからも話を振る事が出来そう。地形だけじゃ無いところがポイントかもなあ。 イラストがちょっとデフォルメ(簡略化かな)がきつくて、却って分かりにくいかも。この辺は、読む人の情報量に影響するのかもしれないけど。P.154のケバについて、今では職人がいなくて出来ないとか。小学生の頃に見た教科書?に等高線、ぼかし、ケバの比較があったような記憶があるけど、時代だねえ。2024/02/03
さたん・さたーん・さーたん
2
日本史や都市の発展を地図から読み解く。各地域にスポットが当てられ興味深いものの、肝心の地図やイラストが単色カラー印刷で分かりづらく、中には板書に失敗した学生ノートみたいなものもあって残念。プレート解説や地震メカニズムは繰り返し記述されたおかげで覚えられた。2024/04/28
kaz
1
小学校高学年から中学生くらいが対象だと思われるが、土地利用の変遷等が改めてわかるので、大人が眺めてもそれなりに楽しめる。図書館の内容紹介は『地形が歴史の出来事に与えた影響、地形が日本人の生き方に与えた影響、日本列島の成り立ち、地図で見る都市の発展などを、イラストと地図を用いて解説。地図帳を読む際のコツや、特徴的な地形も紹介する』。 2022/12/03
竜玄葉潤
1
最近、この手の本が多くなったのは嬉しいが、本当に見るだけで終わってしまった。2022/07/14