宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ<br> 観覧車は謎を乗せて

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宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ
観覧車は謎を乗せて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784299028822
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

止まったゴンドラが動き出したとき、驚きの結末が待ち受ける!
『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞受賞作家が贈る、二度読み必至の六つの密室劇。

「同一円周上に配置された、決して重ならない大事件。
彼らの事情が交わり起こした『奇跡』を観測出来るのは、観覧車の外の貴方だけ。
見上げた時にだけ現れる伏線を見逃しませんように」――斜線堂有紀(作家)

「軽妙な語り口に心地よく身を委ねているうちに、油断していた。
謎が同時多発的に解けていく、ささやかながら凄まじい快感。
この新鮮さ、読めば分かります」――辻堂ゆめ(作家)


(あらすじ)
不意に停止した自然公園に立つ観覧車――そのゴンドラ内に閉じ込められた六組の乗客たち。
自分を殺した犯人がいかにしてゴンドラから脱出したか考えてほしいという幽霊、観覧車の最高地点から標的を狙撃してほしいと依頼された殺し屋、爆弾とともにゴンドラに乗せられ、解除コードを当ててみせるよう強制された男……。それぞれの謎が解かれたとき、六つの密室劇が鮮やかに響き合う!

内容説明

不意に停止した自然公園に立つ観覧車―そのゴンドラ内に閉じ込められた六組の乗客たち。自分を殺した犯人がいかにしてゴンドラから脱出したか考えてほしいという幽霊、観覧車の最高地点から標的を狙撃してほしいと依頼された殺し屋、爆弾とともにゴンドラに乗せられ、解除コードを当ててみせるよう強制された男…。それぞれの謎が解かれたとき、六つの密室劇が鮮やかに響き合う!

著者等紹介

朝永理人[トモナガリト]
1991年生まれ。福島県郡山市出身。第18回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞し、『幽霊たちの不在証明』(宝島社)で2020年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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タイ子

97
初読み作家さん。観覧車の6組の乗客。父娘もいれば狙撃手と依頼人がいる。学校の同級生、兄弟、そしてユーレイまでも乗っているという不思議な光景。回るゴンドラの中で繰り広げられる乗客たちの何気ない会話。突然誤作動を起こしゴンドラが止まってしまう。ま、誤作動だからそのうち動くでしょうと乗客たちの会話が続く。ふむふむ、何気に読んで行くうちに少しづつ違和感を覚える私。そして、この密室劇が動き始める、ゴンドラの再稼働と共に。あー、そうだったのか。読み手だけに見えるこの風景。構成力はスゴイけど、読み手を選ぶ作品かも。2022/06/25

aquamarine

89
安全装置の誤作動で停止した観覧車。再び動き出すまでのおよそ20分間、それぞれのゴンドラに乗った人たちの6つの物語が並行して語られる。短編ミステリを細切れで並行して読んでいるようなものなので、各々の事情や思い出に夢中になり、ところどころにあった違和感や伏線をあれ?と思いながらも気にせず一気に読み進んだ。そして迎えたその時。ああ!読みやすさゆえに気づかないふりをしてきたあれこれが一気に繋がる。がたん。再び動き出した観覧車。見える景色は別物。パンと割れた鮮やかな風船がなんと心憎いことだろう。2022/05/17

hundredpink

79
無理があるっちゃあ無理があるけどおもしろいっちゃあおもしろいので有り。2022/06/11

ma-bo

75
公園にある観覧車がトラブルで停止してしまった。再び動き出すまでの約20分間、閉じ込められた6組の乗客(ペア)の物語。どの乗客も色んな事情を抱えて一筋縄では行かない感じ。  観覧車のように各話がくるくる回って、並行して進んでいく。終盤は数行毎に場面がかわる。最後には解決したり、微妙に繋がっている話も。2022/09/07

さっこ

72
自然公園の観覧車が事故で突然止まってしまう。閉じ込められた6組の乗客。スナイパーや訳アリの父と娘など六つの密室でそれぞれの秘密が解き明かされていく。後半は2.3行で場面が目まぐるしく変わっていき、お話についていくのに必死でした。伊坂さんばりの繋がりと伏線回収があるのかと期待したのだけれどそこまででもなかったかな。2022/07/20

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