出版社内容情報
図解とイラストですぐわかる!
経済安全保障。岸田政権の目玉のひとつが経済安全保障です。経済安全保障は、半導体やAI、5Gや量子技術、さらには医薬品や食糧、そして資源、金融に至るまで、ひとつの国が経済的に自立できるために必要な物資や資金を確保するための経済政策です。いままでは、米中が政治的には対立していても、経済的には相互依存で成り立ってきました。しかし、米中の経済対立、さらにはコロナ禍の経済交流の喪失によって、一国、あるいは同盟国だけで経済的自立をせざるを得なくなり、経済安全保障は俄然注目を浴びるようになりました。この経済安全保障を図版とイラスト、資料で解説します。見てわかる・読んでわかる一冊です。
内容説明
現在、世界経済は中国とアメリカとに大きく分割され、激烈な対立関係にある。そのなかで、日本は経済安全保障を実現していかなければ生き残れない。現代のビジネスにとって経済安全保障は必須教養なのだ。経済安全保障とは何か?その問題点とは?日本のビジネスにどうかかわるのか、徹底解説する!
目次
第1章 地経学と経済安全保障
第2章 経済安全保障で対立する米中
第3章 中国に蹂躙される日本
第4章 日本政府が進める経済安全保障
第5章 日本の経済安全保障における基盤産業の現状と課題
第6章 経営戦略としての経済安全保障
著者等紹介
渡邉哲也[ワタナベテツヤ]
作家・経済評論家。1969年生まれ。日本大学法学部経営法学科卒業。貿易会社に勤務した後、独立。複数の企業運営などに携わる。大手掲示板での欧米経済、韓国経済などの評論が話題となり、2009年『本当にヤバイ!欧州経済』(彩図社)を出版。欧州危機を警告して大反響を呼んだ。内外の経済・政治情報のリサーチや分析に定評があり、さまざまな政策立案の支援から、雑誌の企画・監修まで幅広く活動を行っている。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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