宝島SUGOI文庫<br> がんになった緩和ケア医が語る「残り2年」の生き方、考え方

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宝島SUGOI文庫
がんになった緩和ケア医が語る「残り2年」の生き方、考え方

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  • サイズ 文庫判/ページ数 251p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784299025180
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C0195

出版社内容情報

NHKでも紹介! 人はなぜ生きるのか――。
緩和ケア医として多くの終末期患者たちを看取ってきた40代の医師に下された「末期がん」の宣告。患者たちと立場をともにしたとき、医師は初めて命の何たるかを理解した。余命を意識しながら仕事と向き合い続ける医師が語った、「運命」の受容と抵抗のノンフィクション、待望の文庫化!

内容説明

人はなぜ生きるのか―。緩和ケア医として多くの終末期患者たちを看取ってきた40代の医師に下された「末期がん」の宣告。生存期間中央値のデータから、1~2年以内にも「その時」がやってくる可能性がある。患者たちと立場をともにしたとき、医師は初めて命の何たるかを理解した。「人間としてあるべき姿」について、今度は自分自身に言い聞かせ、それを体現しなければならない…。余命を意識しながら仕事と向き合い続ける医師が語った、「運命」の受容と抵抗のノンフィクション。

目次

1章 宣告
2章 医師の道へ
3章 死について思うこと
4章 生きてきたように
5章 最高の人生に向かって
医師を目指す高校生に向けたメッセージ

著者等紹介

関本剛[セキモトゴウ]
1976年、兵庫県神戸市生まれ。関西医科大学卒業後、同大学附属病院、六甲病院緩和ケア内科勤務を経て、在宅ホスピス「関本クリニック」院長。緩和ケア医として1000人以上の「看取り」を経験する。2019年、ステージ4の肺がんと診断され、治療に取り組みながら医師としての仕事を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mukimi

107
45歳で癌により亡くなった緩和ケア医による一冊。遺される家族への思い、医師人生の振り返り、自らの苦悩が訥々と語られる。明日地球が滅びるとしても林檎の木を植えたいとの名言を引用し、最後まで緩和ケア医として患者の伴走者であり続けた筆者の葬儀で流れた挨拶動画を読後にYouTubeで観た。百聞は一見にしかずで、筆者にとって誠実に生きることとは同時代に生きる人々の幸福を願うことだったのだと感じた。難解で壮大なことを考えても、限られた人生の中で真っ先に愛を表すべきは家族や仲間や患者達なのだと、人生の先輩に教えられた。2023/03/29

マリリン

50
「残り2年」...自分ならどうするだろうか、仕事は?子供は? いやそれ以前にどう向き合えるか、改めて考えさせられた。緩和ケア医という死と常に向き合う仕事をし、医療知識もあり、幼い我が子に向き合う著者の姿勢、特に小学生の我が子に自身の病名を告げた理由がとてもよい。日常生活でそれを踏まえた話ができるのも。40代...確かに早すぎる。ご自身も家族も周囲の方々も葛藤はあったと思う。生き方、考え方、死に方...人間はその瞬間まで成長できる。そんな生きざまを見せてくれた友や親族を想うと頭がさがる。前向きでありたい。2022/08/29

kitten

23
単行本既読、文庫になったので購入して再読。関本さんは、その後、ニュースでも紹介されていた。「残り2年」から、3年ほど生きられたのち、他界されている。自身のお葬式で参列者に自分であいさつしている動画を見た。すごい人だったんだな。そして、そんなすごい人でも死んでしまうんだ。やっぱり、同い年だけに先に涙が出てしまう。前に読んだ時よりもがんに対する治療の知識が増えているので、以前よりもさらに読み解くことができたと思う。「最善を期待して、最悪に備えましょう」これって、がんに限った話でもないよね。2023/02/24

ねこまんま LEVEL2

18
死ぬことなんて考えたくないものの、自分もがんになる可能性もある。確かにたくさん薬投与され、管を何本も繋がれ1秒でも長く苦しみながら生き続けるよりも1日1日明確にしっかり生きる方が充実した生涯をおくれる。 何より健康に気をつけることが1番。規則正しい生活を心がける。がんになったらなったで悲観はするけども前向きに考えることが大切。2023/05/27

九曜紋

18
著者は私の中学・高校の後輩にあたる(面識は無いが)。経営するクリニックも拙宅から近い。自分がガンに冒されていて、残された時間は2年と知ったとき、まだ43歳。どれほど悲しかっただろう、苦しかっただろう、悔しかっただろう。キューブラー・ロスの「死の受容」のプロセスどおりに心境が変化したわけではないと著者は言うが、その苦しみを直截に記してもいない。努めて抑制的、理性的な文章が綴られる。それが逆に読み手に事態の理不尽さを痛感させる。宣告の「2年」を過ぎて3年目を迎える今年。充実した生を、と祈らずにはいられない。2022/01/11

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