出版社内容情報
メタバースをめぐって世界は覇権争いをしています。いま、ITのプラットフォームは、完全にGAFAに支配されています。しかし、その支配をメタバースであれば、覆すことができます。中国はGAFAと手を組みながらも、メタバースの覇権を握って、ITの世界を牛耳ろうとしています。
一方、中国からも、GAFAからも、ITの自由を守ろうとしている人たちもいます。その人々はWeb3.0で、インターネットの民主主義を勝ち取ろうとしています。
この世界の現実を、GAFAの支配構造から解き明かし、メタバースで何が変わるのか、その未来に何が待っているのか、深田萌絵が明らかにします。
内容説明
ネットの世界はGAFAに完全に支配されている。私たちの情報も行動もすべて筒抜けだ。さらに、彼らはネットの情報を操作して、私たちの思考まで支配しようとしている。現在、新たなプラットフォームとしてメタバースが登場しているが、それとて、GAFAと、さらに中国までもが支配しようとしている。これから起きる本当の危機とは何か、明らかにしよう。
目次
まえがき IT革命と民主主義
第1章 言論統制と政府癒着
第2章 GAFAの政治
第3章 GAFA独裁
第4章 日本版GAFAが生まれない理由
第5章 メタバースの時代へ
第6章 新時代に揺れるGAFA
あとがき 言論の闘いは、技術の闘い
著者等紹介
深田萌絵[フカダモエ]
早稲田大学政治経済学部国際政治学科卒。学生時代には、ファンドで財務分析のインターン、リサーチハウスの株式アナリストを務める。卒業後、外資系投資銀行勤務。東日本大震災の後に、Revatron株式会社を創業。現在は、企業向けにITコンサルティングサービス、AI、ネットワーク関連の技術協力を提供している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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