出版社内容情報
「万年筆は難しそう」「何を買えばいいかわからない」「買ったものの使い方がよくわからない」など、
万年筆には少しハードルが高いイメージがあるかもしれません。
しかし万年筆は、書いているうちに筆跡の太さや濃淡が変わり、文字に独特の味わい・雰囲気が生まれます。
時には、他の筆記具で書く時よりも、文字がきれいに見えることも。
本誌は、万年筆のための書き込み式練習帳。万年筆の基本、扱い方のほか、練習ページでは、
日常生活だけでなくビジネスにも役立つ言葉やフレーズなどのお手本などをたっぷり紹介しています。
これから万年筆を使ってみたい人にお薦めの1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しいたけ
90
書店に行くたび惹かれてチラチラ見ていた本。購入して以降すっかり万年筆にハマり、ほどなくインクにガラスペンにと夢中になった。インクで埋め尽くし読了とした今では、それぞれ専用の容れ物を持つ団体様になった。インクの色やペンの書き味の方が大事になり、いつの間にか字の綺麗さや味わいは二の次に。そんな中、テレビで岩下の新生姜の岩下和了社長の言葉に触れた。「美しい字にはその意味を超えた書き手の意思が伝わってくる」。字に意志をこめることは一瞬一瞬を真剣に生きることに繋がる。大切にしたい。ガラスペンの美しさも大切だけれど。2022/03/12