出版社内容情報
冒険者になりたいと願った子猫はいざゆかんと人間の街へ赴き、
ギルドの受付嬢に恋心を抱く駆け出し冒険者の少年は、プレゼントを探しに森を探索。
老猫と老騎士は旅路にてケット・シーを連れた魔法使いの少女と出会い、
王子と竜は、王城をはるか離れた小さな町で、再び膝を突き合わせる。
猫と竜と人間の、優しい出会いから始まるファンタジー、待望の最新刊!
本書をお買い上げ頂きましたお客様限定で、抽選であなたの家の猫ちゃんが『猫と竜』に登場するキャンペーンを実施します!
森の猫として逞しく生きているのか、王都でハイブチと共に人間観察に勤しんでいるのか、
はたまた友人と一緒に旅に出ているのか……。
ケットシーとして楽しく生きる姿を、『猫と竜』の中でお届けします。
詳しい応募方法は本書の中をチェック!
内容説明
魔獣が跋扈する森の奥。一匹の火吹き竜が、魔法を操る猫たちと暮らしていた。竜は、この森で猫に育てられたのだ。竜の寿命は永い。兄弟猫はとっくに眠りに就き、その子猫が育ち、また新たな命が生まれる。長きにわたり森の猫を守り育てる人間嫌いの竜を、猫たちは「羽のおじちゃん」と呼び、人間は畏怖と敬意を込めて「猫竜」と呼んだ。森の猫は大きくなると、縄張りを求めて巣立っていく。その中には、人間と暮らす猫もいるのだ。冒険の旅に出た王子と、師匠の黒猫。孤児院に住むものぐさ少女と、少女に魔法を教える白猫。冒険者ギルドの看板猫になったのもいる。そして森では、今日も竜が子猫に狩りを教えている。これは、猫と竜と人間の、温かくて不思議な物語。
感想・レビュー
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