宝島社新書<br> 脱税の世界史

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宝島社新書
脱税の世界史

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  • サイズ 新書判/ページ数 362p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784299022417
  • NDC分類 345.19
  • Cコード C0233

出版社内容情報

古代エジプトの時代から現代に至るまで、数々の大事件の裏の税金問題を解説した『脱税の世界史』が新書になりました。ローマ帝国の崩壊や宗教改革、フランス革命に産業革命、大きな歴史の転換期には脱税の歴史あり! 国家存亡の歴史は税金の歴史といっても過言ではありません。本書では、元税務調査官の著者が、世界の脱税の歴史をひもといていきます。

内容説明

文明が生まれ国家が誕生した紀元前の時代から、「税金のない国」というのは存在しない。そして国家の興亡には必ずと言っていいほど、税金が絡んでいた。戦争、革命、国家分裂…歴史を動かした大事件の裏には、教科書には載っていない「脱税」問題が介在していた。元国税調査官の著者だからこそ書くことができた、驚きの事実に満ちた世界史。本書を読み終えたとき、おそらくあなたは歴史の暗号を解いた気分になるはずだ。

目次

古代ギリシャと古代エジプトの脱税事情
秦の始皇帝を悩ませた高度な脱税
脱税で崩壊したローマ帝国
イスラム帝国とモンゴル帝国の税金戦略
ヨーロッパ国王たちによる教会税の脱税
大航海時代は関税を逃れるために始まった
ヨーロッパ市民革命は脱税から始まった
脱税業者が起こしたアメリカ独立戦争
ロスチャイルド家は相続税で衰退した
ヒトラーの「逃税術」と「徴税術」
ビートルズ解散の原因は税金だった?
タックスヘイブンとパナマ文書
プーチン大統領は脱税摘発で国民の支持を得た
「中国版タックスヘイブン」の甘い罠
GAFAの逃税スキーム

著者等紹介

大村大次郎[オオムラオオジロウ]
元国税調査官。国税局に10年間、主に法人税担当調査官として勤務。退職後、ビジネス関連を中心としたフリーライターとなる。単行本執筆、雑誌寄稿、ラジオ出演、『マルサ!!』(フジテレビ系)や『ナサケの女』(テレビ朝日系)の監修等で活躍している。税金・会計関連の著書多数。一方、学生のころよりお金や経済の歴史研究を続けており、「歴史を経済で読み解く」ジャンルの本も多く執筆し好評を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こも 旧柏バカ一代

24
ギリシャ、エジプト。秦、漢、武帝。ローマ帝国。それぞれが崩れる時は脱税から始まった。金持ちが税金を取られる事を嫌がり、不足分を零細で生活に余裕のない貧民層に負担を強いると国は崩れ出す。当初、徴税請負人が税金を余分に徴収して自身の懐に入れたりして貧民層の生活を困窮させ反乱を起こされて情勢が不安定になり他国の侵略や反乱側に討たれて滅んだりしていた。その後の近代ではスイスから始まり最近では旧イギリス領だった処がタックスヘイブンを創り税金を逃れさせる温床となり問題となっている。さらにそこに多国籍企業が出て来て、、2022/09/02

kei-zu

24
税制から世界史を振り返る。古代中国からギリシャ、ローマの各文明を経て、大航海時代、市民革命、ヒットラーによる源泉徴収の導入、最近世を騒がせたタックスヘイブンのパナマ文書まで。 帯にある「ローマ帝国滅亡もフランス革命も「脱税問題」が引き金!」は、やや言い過ぎ。税制は国の根幹であり、政治的、経済的な動向が反映されやすい。逆に言えば、脱税問題の顕現はそれらの急激な変化によるもので、それ自体が引き金ではなかろう。 読みやすい反面、記述は深くない。興味をもった内容があれば、他の本もどうぞ。2022/02/09

まーこ

3
絶対に面白い本!と思って購入しました。実際面白かったです。古代から21世紀までの税制と脱税の歴史です。今も昔もみんな税金払いたくなかったんだな、と。税金を払わせたい国となるべく払いたくない国民・企業の攻防は永遠に続くのでしょう。ただ、本社を税率が低い国に置くことで課税を回避するというのは……確かに問題ですよね。この先どうなることか。 ヨーロッパの教会税の話は興味深かったです。ある意味うまくやったイギリス、フランスと対応できなかったスペイン。なるほどな、と思いました。2022/01/10

nomore

0
古代から現代に至るまでの脱税の事例集。 モンゴル帝国の塩に対する課税だったり国が事業を占有して課税するのは相当昔からある手法。冷戦の時代は共産主義に配慮して所得税の高税率化があったのは知らなかった。2023/08/14

眉は目より太い

0
脱税による不平等感は、いつの世も政情不安をもたらすのだなと思った。2022/02/11

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