SDGsの不都合な真実―「脱炭素」が世界を救うの大嘘

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SDGsの不都合な真実―「脱炭素」が世界を救うの大嘘

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  • サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784299020987
  • NDC分類 519.3
  • Cコード C0036

出版社内容情報

「貧困をなくす」「飢餓をゼロに」「すべての人に健康と福祉を」「質の高い教育をみんなに」「ジェンダー(性差)平等」「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」――SDGsが掲げる目標はどれも普遍的であり、異論などあろうはずはない。
しかし、「エネルギーをクリーンに」の部分には注意が必要だ。世界が目指す「脱炭素=カーボンニュートラル」の実現には、国民の莫大なコスト負担とチャイナリスクが潜んでいるにもかかわらず、ほとんど報道されることはない。
「再エネ」促進で暴騰する日本の電気料金、メガソーラーによる自然破壊と災害リスク、「太陽光パネル」で目論む中国の世界支配、欧州メーカーが「EV原理主義」に走る裏側、「水素は次世代エネルギー」が夢物語の理由、新手の錬金術となりつつある「ESG投資」の実情――。
各分野のスペシャリスト12人が「脱炭素社会」実現で危惧される負の側面を徹底レポート。「環境にやさしい」に騙されてはいけない!

内容説明

大手メディアが報じない「脱炭素」の真相を専門家たちがレポート!

目次

第1章 「再エネ」が日本を破壊する(世界的「脱炭素」で中国が一人勝ちの構図―「環境」優先で軽視される人権問題;メガソーラーの自然破壊と災害リスク―報道されない「太陽光発電」の暗部 ほか)
第2章 正義なきグリーンバブル(急進的「脱エンジン」宣言は投資家のため?欧州メーカーの「EV戦略」にトヨタが怒る理由;過激化する欧州「脱炭素」政策の真相―環境NGOとドイツ政府の“親密な”関係 ほか)
第3章 「地球温暖化」の暗部(現実を無視した「環境原理主義」は世界を不幸にする;新型コロナ起源論争でわかった「科学者の合意」ほど危ないものはない)
第4章 国民を幸せにしない脱炭素政策(日本経済の屋台骨「自動車産業」を脅かす“自壊的”脱炭素政策の愚;問題山積の「水素エネルギー」を妄信―政府が推進する水素政策のナンセンス ほか)

著者等紹介

杉山大志[スギヤマタイシ]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹。東京大学理学部物理学科卒、同大学院物理工学修士。電力中央研究所、国際応用システム解析研究所などを経て現職。温暖化問題およびエネルギー政策を専門とする。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)、産業構造審議会、省エネ基準部会等の委員を歴任。産経新聞「正論」レギュラー執筆者

川口マーン惠美[カワグチマーンエミ]
日本大学芸術学部音楽学科ピアノ科卒業。シュトゥットガルト国立音楽大学院ピアノ科卒業。『ドイツの脱原発がよくわかる本 日本が見習ってはいけない理由』(草思社)が第36回エネルギーフォーラム賞の普及啓発賞、『復興の日本人論 誰も書かなかった福島』(グッドブックス)が38回同賞の特別賞を受賞。著書多数

掛谷英紀[カケヤヒデキ]
筑波大学システム情報系准教授。東京大学理学部生物化学科卒業。同大大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了。博士(工学)。通信総合研究所(現・情報通信研究機構)研究員を経て現職

有馬純[アリマジュン]
1982年、東京大学経済学部卒業後、通商産業省(現・経済産業省)入省。OECD代表部参事官、IEA国別審査課長、資源エネルギー庁国際課長、大臣官房審議官地球環境問題担当、JETROロンドン事務所長等を歴任。現在、東京大学公共政策大学院特任教授。これまでCOPに15回参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

姉勤

33
高い理想のために頑張る私は、素晴らしい。それを褒めない、賛同しない輩は悪魔。奴らが虐げられ、排除されても自業自得。と考えてしまう「市民」という名の奴隷。奴隷が主人の言うことに疑問を持つのは不幸。その疑問の材料を多数提供してくれる本書。僕たち地球人が、地球環境のために我慢するのは当然だよね。と、喧伝している者の群体と利害を共有する者たち。チャーチルの言葉を引くまでもなく、「善意」という厄介な人の業。疑うことを悪とする善人を増やすため、理を学ぶ時間と余裕を漸進的に吸血する貴族たちの、美味しい商売のお話。2024/07/14

メタボン

33
☆☆☆★ この書の主張をそのまま受け入れることは出来ないが、SDGs一辺倒の世論に一石を投じていることは確か。日本がいかにお人好しで、中国がいかにしたたかであるか痛感する。中国によるプラスチックの海洋投棄は一刻も早くやめさせるべき。日本は環境問題で先端を走ってきた自負をもっと持ち、欧米に対して卑屈にならずに主張すべきであろう。特に欧州メーカーによる「EV戦略」には屈してはならない(EVの部品の4割を占めるリチウムイオン電池のほとんどは中国で生産)。これ以上日本の国益をみすみす中国に明け渡す必要はない。2021/12/05

こも 旧柏バカ一代

28
偶にはこういう本も良いかもしれない。引用元が明記されてない、非常に芳ばしく、偏見に満ちてると思う文書もあったが。原理主義への危うさは伝わって来た。電気料金が高いから産業が発展しない、風力発電、太陽光発電は安定しないのは確かにそうだと思う。ただ原発は技術的な安全性以前の問題だと思ってる。火力発電はエネルギー原料を海外に依存してるのが問題ってのは同意出来る。だから自然エネルギーなんだけど安定感が無い。全て一長一短。技術も日々進歩して行ってるので、知識を更新して行かないと置いて行かれてしまう。2021/09/30

kubottar

20
脱炭素を推進することによって誰が得をするのか?に焦点を合わせた見方。確かにそれで金儲けを狙う人たちも多いでしょう。自分は脱炭素賛成の側ですがこういう本を読むことも大事ですね。結局のところ脱炭素の流れに行くのか・行かないかどちらかなんですが、今のところは「わからない」が正解でしょう。本当に二酸化炭素で温暖化していると実証されたわけじゃない。ただ、個人的には脱炭素の流れに乗らない企業や国は世界から「村八分」される流れなので、長いものには巻かれろかと思います。2022/02/10

アドソ

18
ダイオキシン、環境ホルモン、温暖化ときて脱炭素。この30年同じようなことを繰り返している。「この地球がどうなってもいいのか」、という脅迫で世界を動かそうとしている人がいる。京都議定書のときは日本が作戦不備で一人負けした。こんどは二の轍を踏むまいと躍起だが、大コケしたときの損害は国民が代償を払う仕組みになってはいないか。「これは正しいから疑うな」という圧力が感じられる科学はもはや科学ではなく、教条である。2023/07/16

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