出版社内容情報
2016年10月に53歳の若さで急逝した“ミスターラグビー”こと平尾誠二氏の名言録。ラグビーというスポーツを大衆化させた立役者であり、最大のカリスマの生き様と人生哲学を一冊に凝縮。巻頭には印象的な場面を収めた8ページのグラビアページも。コロナ禍に読みたい、人生を変える珠玉の名言集。
※本書は2019年8月に刊行した書籍『平尾誠二 名言録 人を動かす120の言葉』を文庫化したものです。
内容説明
伏見工業高校での全国制覇、同志社大学では史上初の大学選手権3連覇、神戸製鋼に入社後は日本選手権7連覇、そして日本代表監督としてW杯出場―。平尾氏が勝利以上に求めたとされるのは、各プレーヤーの判断力と独創性だった。個人の能力を信頼し最大化すること、そしてそれをチームにどう波及させられるか。平尾氏の「個の力」を原点とした「組織論」は、閉塞した今の日本社会でこそ必要とされる考え方だろう。
目次
特別寄稿1 「理不尽に動じない大切さを平尾さんから学びました」(山中伸弥)
第1章 自分を変える
第2章 リーダーとは何か
第3章 壁を乗り越える
第4章 最強のチーム
第5章 勝者の条件
第6章 常識を疑う
特別寄稿2 「平尾と会うのは楽しかった。いつも新しい発見がある」(岡田武史)
著者等紹介
平尾誠二[ヒラオセイジ]
1963年、京都市生まれ。陶化中学時代にラグビーを始める。81年、伏見工業高校で全国高校ラグビーフットボール選手権大会優勝。82年、史上最年少(当時)でラグビー日本代表に選出。同志社大学では史上初となる大学選手権3連覇を達成。大学卒業後、英国リッチモンドに留学。86年、神戸製鋼所入社。入社3年目から日本選手権7連覇。W杯に3大会連続出場(87年、91年、95年)。91年の第2回W杯では主将として、日本代表のW杯初勝利に貢献。97年、ラグビー日本代表監督就任、99年の第4回W杯にチームを導く。2000年、NPO法人「スポーツ・コミュニティ・アンド・インテリジェンス機構(SCIX)」を設立し理事長に。同年11月、日本代表監督辞任。07年、神戸製鋼コベルコスティーラーズGM兼総監督に就任。12年、ラグビーW杯2019組織委員会理事就任。16年10月20日、永眠。享年53(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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