宝島社文庫<br> 辰巳センセイの文学教室〈下〉「こころ」を縛る鎖

個数:
電子版価格
¥792
  • 電子版あり

宝島社文庫
辰巳センセイの文学教室〈下〉「こころ」を縛る鎖

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月30日 00時35分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 313p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784299016416
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

応募総数10,332作品。第8回ネット小説大賞受賞作、完結編!

言葉を尽くして生徒たちと向き合う辰巳センセイの姿に、円城咲耶は惹かれていた

彼女がアメリカへ短期留学することになったのと入れ替わりに、美貌の補助教員、
シャーロットが現れた。
シャーロットは辰巳との距離を縮めてきて……。
高校生活が巡り、人間関係が変化していくなかで、辰巳の「こころ」を縛る鎖が見
えてくる。
日本の名作文学とリンクする、人間ドラマの行き着く先は……。

<WEBにおいて読者より寄せられた声>

●お話を読んで、本気で泣いて感動しました。本気で泣いたのは数年ぶりです。
●色んな小説を読んできましたが、「小説家になろう」の内外問わず、
 おすすめできる作品を教えてくれと言われれば、全く全ての自信を持ってこの作
品を紹介します。
●開幕早々階段の踊り場で、血まみれで横たわる女生徒。駆けつける辰巳先生。
 ここから始まるお話で、まさか後半ボロボロと泣いている自分がいるとは想像も
できませんでした。
●本作のヒロインたちが心に抱いた透き通った恋心は、読み手の心を揺らします。
 心が揺らされたのなら、それはもう、この物語に「恋」をしているといってもい
いのかもしれません。
●誰もが経験する学校という環境を題材にし、現実に起こりえる物語だからこそ―

 感情移入しながら読み進め、同じ目線・等身大の世界を楽しめると思います!
●辰巳先生から授業を受けた生徒たちも、私と同じように心揺れ、人生を重ね、前
を向いて歩むことを学んでいったのだろうと思う。
 そして本書を読み進めるうち、そうした生徒たちの姿に、私はまた、自分の人生
を重ね、心の底から応援せずにはいられなかった。

内容説明

言葉を尽くして生徒たちと向き合う辰巳センセイの姿に、円城咲耶は惹かれていた。彼女がアメリカへ短期留学することになったのと入れ替わりに、美貌の補助教員、シャーロットが現れた。シャーロットは辰巳との距離を縮めてきて…。高校生活が巡り、人間関係が変化していくなかで、辰巳の「こころ」を縛る鎖が見えてくる。日本の名作文学とリンクする、人間ドラマの行き着く先は…。

著者等紹介

瀬川雅峰[セガワマサミネ]
ビジネス誌で記者の経験を積んだ後、高校で国語科教員となる。2020年『辰巳センセイの文学教室』で第8回ネット小説大賞を受賞。2021年同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

66
カバーイラストで辰巳センセイの尊顔を拝見できて嬉しい。下巻では『竹取物語』『山月記』『こころ』の授業を受けることができる。取り上げた作品がすべて希望のある方向で丁寧に解釈されているのが心地よい。辰巳先生が後悔と自身を縛る罪の意識からどうすれば解放されるのかが物語の中心になっている。それにしても辰巳センセイはモテすぎでは…。女子高ではないのに登場する生徒が女子に偏りすぎているのがやゝ物足りないかも。2022/08/24

鍵ちゃん

41
言葉を尽くして生徒たちと向き合う辰巳先生の姿に、円城咲耶は惹かれていた。彼女がアメリカへ短期留学することになったのと入れ替わりに、美貌の補助教員、シャーロットが現れた。シャーロットは辰巳との距離を縮めてきた。高校生活が巡り、人間関係が変化していく中で、辰巳の「こころ亅を縛る鎖が見えてくる。最後の授業の話「こころ亅がすべての話に繋がっていた。全体に通して、寒イボが出るぐらい甘々でした。まあたまにはいいかな。学生時代、辰巳先生に出会ってなら、国語を好きになったかも。2022/11/29

ち~

35
『舞姫』『羅生門』『竹取物語』『山月記』『こころ』教科書に載っている文学作品とリンクした問題を抱えてしまった生徒たち。それを国語教師の辰巳が救う連作短編。何やら過去がある辰巳と、生徒の目線でさりげなくフォローする円城の微妙な関係もストーリーに華を添える。こんなに生徒に心を寄せられる優しい辰巳先生がモテないワケがない。心が温まるだけでなく、文学作品を深掘りして考察する辰巳先生の授業に興味をそそられて、これらの作品を絶対読みたくなる。自身も国語教師である著者の授業を受けてみたい。2022/10/05

わむう

27
高校生の時に国語の教科書に載っていた作品を思い出すことができました。「かぐや姫」「羅生門」「山月記」「こころ」「舞姫」。辰巳センセイの授業と考察はわかりやすくて高校生が読んだら興味深く授業を受けられそうです。ストーリーは、どちらかというとありきたりでした。2022/01/08

きたさん

19
やっぱり各キャラクターのモラル的なものがどうしても引っかかって受け入れづらかったのだけれど、話のつくり方、展開としてはとても上手だと思う。ので、違うテーマで読んでみたい。この作品自体はきっと、恋愛小説が好きな人は抵抗なく読めるんじゃないかな。2022/12/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17906878
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品