出版社内容情報
WHOが中国の武漢に入って、新型コロナ発生の理由を調べようとしましたが、結局、何も出てきませんでした。中国は、新型コロナの原因調査について真摯に対応していません。中国は武漢市場を当時の状況とは大幅に変更し、調査ができないようにしてしまっています。そして、ここにきて、コロナワクチンの開発に、中国が2019年から始めていたという情報も出てきました。そこで、2020年4月に刊行した『新型コロナ感染爆発と中国の隠された罪』の内容を大幅に改訂し、文庫として発行します。現在、マスク外交とワクチン外交で世界に恩を売ろうとしている中国に対して、誰もが怒りを持っています。いったい、新型コロナで中国は何をやって来たのか、最新情報で紹介します。
内容説明
世界中から非難を浴びても平気で、武漢の街を改造して証拠を隠滅する中国共産党。親中のWHOでさえ、あきれてしまうほどの悪辣さだ。新型コロナの発生源は中国で間違いないのに、嘘も百回言えば本当になるとばかりに、中国に責任はないという。あの時、武漢で何が起きていたのか。武漢で告発した医師はなぜ死んだのか。なぜ、全世界に広がったのか。その真実を明らかにする。
目次
第1章 悪夢を生んだ中国の大罪(新型コロナ発生の証拠がすべて消された街・武漢;武漢ウイルス研究所の「生物兵器開発説」の疑いは晴れない;衛生リテラシーなき大国の恐怖 まだまだ続く不衛生国家・中国の現状;相変わらず残る中国・貧困層による野生動物取引と劣悪な医療体制)
第2章 中国の歪んだ野望(世界を牛耳るために、またぞろ始まった中国のワクチン外交;コロナの隙に乗じて尖閣諸島に進出した中国の野望;独裁国家ならではの中国の防疫対策 無人監視システムが感染者を炙り出す)
第3章 中国に嵌った国々(中国に忖度した面々、新型コロナ対策で後手に回った「安倍‐菅」政権;台湾、韓国、北朝鮮、そしてタイ アジア感染の舞台裏を暴く;「一帯一路」に乗ったイタリアの末路 医療崩壊瀬戸際のアメリカ)
著者等紹介
五味洋治[ゴミヨウジ]
1958年、長野県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、中日新聞東京本社入社。韓国・延世大学校に語学留学の後、1999年から2002年までソウル支局に勤務。2003年から2006年まで中国総局勤務。この間、2004年に北京首都国際空港で金正男に偶然会ったことからメールのやり取りが始まり、のちに単独インタビューを実現。2008年8月から10カ月間ジョージタウン大学にフルブライト交換留学。現在は東京新聞論説委員
奥窪優木[オククボユウキ]
1980年、愛媛県生まれ。上智大学経済学部卒。ニューヨーク市立大学中退後、中国に渡り、医療や知的財産権関連の社会問題を中心に現地取材を行う。2008年に帰国後は、週刊誌や月刊誌などへの寄稿を中心に活動
時任兼作[トキトウケンサク]
慶應義塾大学経済学部卒。ジャーナリスト。出版社勤務を経て取材記者となり、各週刊誌、月刊誌に寄稿。カルトや暴力団、警察の裏金や不祥事の内幕、情報機関の実像、中国・北朝鮮問題、政界の醜聞などに取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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金吾
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