出版社内容情報
歴史がもっと好きになる! これまでの日本刀関連書とはひと味違う“ライトテイスト”なイラスト本。戦国大名所蔵の刀、戦いで使われた刀の雑学をコミカルなイラストで紹介。伝説と逸話を盛り込み、日本刀と歴史の魅力を伝えます。いくたびの戦のなかで、刀は常に日本の歴史とともにありました。大名の刀の逸話から鬼を滅する刀までおもしろエピソード満載!
内容説明
戦国武将、剣豪、幕末の志士たちが帯びた名刀のすごくてヤバい伝説。あなたの知らない日本史が炸裂!日本刀の聖地から妖怪退治の逸話まで珠玉の47振りエピソード満載。
目次
巻頭 伝承される日本刀伝説―歴史に名を残す名刀7振り(妖怪・祢々を斬った日本最大の大太刀―祢々切丸;北条家に代々伝えられた悪夢から主を救った刀―鬼丸国綱 ほか)
第1章 武将と刀が紡ぐ縁の物語(日本刀の起源とその変遷 戦いの歴史のなかで刀はどういう存在だったのか;いかにも武人向けの素朴で豪快な刀―朝廷にスカウトされた坂上田村麻呂の黒漆剣 ほか)
第2章 日本史を彩った名刀の逸話(桶狭間の戦いで奪われた天下取りの刀―今川義元が最期に帯びた義元左文字;明智光秀が安土城からぶん取った刀―本能寺の変で押収され今に残る津田遠江長光 ほか)
第3章 剣豪たちが帯びた名刀の武勇伝(大量につくられた長光の刀―巌流島の戦いで抜かれた長大な物干竿;天賦の才に恵まれた連也斎の愛刀―新陰流を継承した剣士が拘り抜いた鬼の包丁 ほか)
第4章 物の怪を斬った刀の伝説(刀に斬れないものはなし―長い歴史のなかで刀が倒してきた異形;鉋もろとも真っ二つ―大工に化けた物の怪を斬った鉋切長光 ほか)
著者等紹介
小和田哲男[オワダテツオ]
1944年、静岡県生まれ。1972年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。2009年3月、静岡大学を定年退職。静岡大学名誉教授。研究分野は日本中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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