出版社内容情報
学生運動末期のハイライトシーンとなった「連合赤軍事件」から半世紀。革命を目指した「よど号事件」、日本を震撼させた「山岳ベース事件」、そして歴史的視聴率を記録した「あさま山荘事件」ほか、証言と資料で振り返るノンフィクション。時代の波を真っ向からかぶった「全共闘世代」たちの総括の書。
内容説明
日本における学生運動のハイライトシーンとなった1970年代初期の「連合赤軍事件」。革命を目指した若者たちは「総括」の矛先を内部に向け、そしてひとつの時代の終わりを迎えた。北朝鮮に飛び立った「よど号」ハイジャック事件メンバーの人生。山岳ベース事件の知られざる闇。国民的注目を集めた伝説の「あさま山荘事件」取材秘話ほか、半世紀の時を経て蘇る昭和の「熱き時代」の証言ノンフィクション。
目次
「伝説」の現場はいま―「連合赤軍事件」半世紀後の「現場」と関係者たちの「それから」
初めて語られる女性プロデューサーの回想―鬼才「若松孝二」監督が撮ったノンフィクション映画『実録・連合赤軍』のすべて
世紀の「ハイジャック事件」半世紀の星霜―「世界革命」を夢見て飛び立った「よど号」メンバー9名の数奇な人生
週刊誌スクープの裏側―「よど号事件」から10年‐リーダー・田宮高麿の単独会見はこうして実現した
連合赤軍vs警察庁「最終決戦」―テレビ視聴率「史上最高記録」!週刊誌カメラマンが見た「あさま山荘事件」緊迫攻防
連合赤軍「先鋭化」の原点―1971年「印旛沼事件」知られざる2名粛清の真実
赤軍の女たち‐その愛と青春―重信房子と永田洋子獄中の「肉声」とそれぞれの「総括」
「死に至る処罰を受ける」―山岳ベース事件を生んだ連合赤軍「服務規律」
司法が認定した異常な「総括」の詳細内容―「山岳ベース事件」控訴審判決に見る「12人はこうして殺された」
感想・レビュー
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藤瀬こうたろー
ZUSHIO
ちょーのすけ
加藤久和
ぷるぷる