一生モノの教養が身につく世界の古典 必読の名作・傑作200冊

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  • サイズ A5判/ページ数 436p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784299009111
  • NDC分類 019
  • Cコード C0090

内容説明

不確実な時代を生き抜くとき、「古典」は力強い道標となる。“知の怪物”が選んだ至高のブックガイド。

目次

第1章 生きること、人間の本質を考える(『君たちはどう生きるか』;『人生論ノート』 ほか)
第2章 世の中の仕組みを俯瞰する(『エルサレムのアイヒマン』;『ソフィーの世界』 ほか)
第3章 政治・経済・社会の本質を知る(『国家の品格』;『わが闘争』 ほか)
第4章 日本という国を見渡す力をつける(『菊と刀』;『昭和16年夏の敗戦』 ほか)
第5章 物語を味わいながら世界を感じる(『カラマーゾフの兄弟』;『復活』 ほか)

著者等紹介

佐藤優[サトウマサル]
1960年、東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。85年、同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在ロシア日本国大使館勤務などを経て、本省国際情報局分析第一課に勤務。主任分析官として対ロシア外交の分野で活躍した。2005年に著した『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞を受賞、06年の『自壊する帝国』(新潮社)で大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

50
古典を読むことは、今を俯瞰して考える力をつけること(9頁)。マキアヴェリ『君主論新版』中公文庫は、人間は、自分のこととなると、じつに身びいき。人にだまされやすい(31頁上段)。亡き母はヲヤジの家系にだまされたので、奴隷のような人生で痛い苦しいだけの人生だった。ジェイムズ『プラグマティズム』岩波文庫は、オリバー・ホームズ・ジュニアの「法の生命は経験であった」が有名という(145頁上段)。ゲルナー『民族とナショナリズム』岩波書店では、産業社会で人が流動化し、知らない人同士がコミュニケーションを取るために共通の2023/03/24

みち

27
難解な古典が多いが、興味のそそる、読めそうなものもあります。それよりも、この本を読むだけでもかなりの知識を得る事ができました!面白いのでオススメ☺2020/11/04

kubottar

24
古典を読みたくなった時に2020/12/24

kayak-gohan

20
いわゆる名著と呼ばれている書物の読書案内本。200冊の中には読んだものもあれば、読んでないものもある。読んだ本であっても、本書の紹介文を読むと自分とは違う感じ方、解釈の仕方があり、自分が見落としていたことに気づかされる。具体例は、レイモンド・チャンドラー著『ロング・グッドバイ』に登場するある男が、人体実験というとんでもない戦争の影を引きずっていること。再読して確認すれば作品世界の理解がさらに深まる。2021/06/05

羊山羊

12
この共同執筆者たちの名前が調べても出てこない以外は割と満足感が味わえる1冊。佐藤優氏監修の粒ぞろいの200冊なのだが、何がショックって恥ずかしながらほとんど読めていないところだ笑 読了後、ふと見渡してみると理数系の著書が少なめなのがちょっと気がかり。種の起源とかあっても良さげなんだけど。他はおおむね、時代を意識した本と合理性に呑まれすぎないことを意識する本が並ぶ。この辺りはとても好印象でした。2021/03/03

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