出版社内容情報
いまやビジネスパーソンの教養として、出世の必須スキルになりつつある決算書の知識。「数字が苦手」「会計の知識がない」けれど、「決算書が読めるようになりたい」「企業財務を理解したい」というビジネスパーソンに向けて、イラスト図解で決算書の読み方がサクッとわかる入門書です。GAFAから国内企業まで50社以上の決算書をケーススタディに、収益のしくみ、経営戦略、財務分析が理解できる、実践的な決算書入門です。
目次
01 決算書の仕組みのキホン
02 財務3表の読み方のキホン
03 財務指標から“儲けの仕組み”がわかる
04 成長企業の決算書を見てみよう
05 海外のメガテック企業の決算書を見てみよう
06 同業他社との比較から経営戦略を読み解こう
07 赤字企業の「失敗の原因」を分析してみよう
著者等紹介
小宮一慶[コミヤカズヨシ]
株式会社小宮コンサルタンツ代表取締役会長CEO。1957年、大阪府堺市生まれ。京都大学法学部卒業。米国ダートマス大学タック経営大学院留学(MBA)、東京銀行、岡本アソシエイツ、日本福祉サービス(現セントケア)を経て独立し現職。名古屋大学客員教授。企業規模、業種を超えた「経営の原理原則」をもとに、幅広く経営コンサルティング活動を行う一方、年100回以上の講演を行う。著書は140冊を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
せっちゃんさん
15
(参考書)決算実例のシャワー。自分に課した5冊の財務諸表本2冊目。この本の素晴らしさ2点。①40社以上の決算書を紹介。テーマを決めピンポイントで解説。②コロナ影響が出た情報(20年3月決算)であること。後は、割と可愛い控え目なアニメが付いて見易い等。監修が、コンサルでビジネス書を執筆してる「小宮一慶」さん。なので”コンサル目線とはこう見るのか?”と参考になる。財務諸表の基礎が分かり、マシンガンのように情報を浴びたい人にお勧めの一冊。2020/11/23
オールドサイレンサー
6
この手の本を決して多くはないが10冊は読んだ中で、自分にとって1番いいと思えたものです。人それぞれ感じ方は異なるので、どこがどういいとかは書かないひねくれ者です(笑)2021/07/01
読書日記
3
見るだけノート、とは言いながら、他のイラスト図解入りの教養本と大して変わらない。後半は、決算書の読み方というより各企業の戦略をひたすら見せられてる感じで、ニュース見てるみたいでまあまあ興味深かったかな。業態によっても基準は全然違うし、決算書を比べるのは大変。投資家は本当にこんなのいちいち目を通してるの?2025/01/25
どんきー
3
とても分かりやすい! 貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書のおさらいになりました。 今回は粗利・営業利益・売上原価・販管費の関係を意識しつつ、製造業と小売りの違いや同じ業界での差も説明されていて、各企業の戦略も見えるような読み方が勉強になりました。2021/02/07
ターク・マロ
2
決算書について基本的な知識は持ってるけど、数値を見てだから何なのかはいまいちわからないという状態で読んだ。 イラストも豊富で、文字も大きくサクッと読める。具体的な企業を例に出して解説されているので、何をどう見ればいいか、少しはわかるようになる。 決算書の数値だけでなく、その企業の動向も合わせて読み込む必要があると感じた。あとは、多くの決算書の解説を見て慣れるしかない。 決算書に慣れるための取っ掛かりに、とてもいい本。2021/07/27